同じ商品でも売る人の個性によって、結果に大きな違いが出る
おはようございます。
朝、家を出ると、そこには春の匂いがして、少し頭が混乱します。
多分、これまでの人生で経験してきた、色んな春を思い出すからだと思います。
感情が動く季節ですからね。
今週1本目の記事は、売り方を工夫する以前の問題…発信する人、つまり、お客様はあなたを信用してくれているか?という記事です。
あなたが言うから説得力があるという領域があり、そこで勝負するという話です。
「何を発信するか」以上に「誰が発信するか?」が重要
さて、先週の土曜日に新潟県糸魚川市で夢新聞教室を行いました。
主催者は新潟日報という新聞を扱う新聞店の方です。
本間さん、ごちそうさまでした〜!
さて、夢新聞協会は、認定講師を育成する講座を行っていますが、受講者の9割以上が、地域密着型の商売をされている方です。
みなさん、非常に商売感性が高く、地域との関係性がこれからの時代に必須であることをよく理解されていて、そのために夢新聞が効果的であることを知っているのです。
地域の方とどんな関係になるのか?
僕や協会のメンバーの実体験で、間違いなく言えることは、お客様に情報を発信した時に説得力が出る、そんな信頼関係が出来るのです。
「この人が言うんだから間違いない」って具合にね。
この話を聞くと、「ふ〜ん」ってくらいな感じかもしれませんが、「何を発信するか」と同じくらい、いや、それ以上に「誰が発信するか?」が重要なのです。
この2人だったら、あなたはどちらから買いたいか?
ものすごく分かりやすい事例で体感していただきたいと思います。
売る商品は、お漬物の作り方のレシピ本だとします。
それを販売するチラシに、店主(スタッフ)の紹介がされているとします。
「是非、お家で美味しい漬物を作ってください!」
自己紹介とともに、そんなメッセージが書かれています。
それを発信する人が、下の写真の2人であれば、どちらから買いたいと思うでしょうか?
いやー!
香水臭いお漬物は食べたくない〜、てか、つけ爪の異物混入がありあそう(笑)
すごく極端な例ですが、「誰が発信しているか?」ってすごく大切ですよね。
だから、チラシには「個」を出したほうがいいわけです。
そして、説得に足る自分であることが大切だと考えます。
そんな説得力は自分にはない、そう思う方も多いと思いますが、僕はそう考えてはいません。
さっきのギャルだって、十分に好感と信頼を獲得する可能性があると思います。
例えばですよ、ギャルにおばあちゃんがいて、昔、おばあちゃんの手作りの漬物を食べて育ったとします。
昔の純真無垢な少女時代の写真を載せて、そこにあるメッセージがこんなのだったら、ちょっと説得力に違いが出ると思います。
「今はギャルだけど、昔は可愛い少女でした。おばあちゃんが作ってくれたお漬物、すごく美味しかったのを覚えています。私の心の故郷はおばあちゃんのお漬物です」
自分の中に、すでに説得に足る宝が眠っている。
その可能性は非常に大きいと思います。
そして、説得に足る行動をすることだと思います。
商売を超えた部分で、人として。
無理をして自分でない誰かになろうとせずに、自分が素直に思えること、行動できることをする事だと思います。
売ることだけに熱心な人からは、今の時代、誰も買いたくないですもんね。
自分の資源を探索してみてはいかがでしょうか?
それでは今週もがんばりましょう!
また明日。