徳のある経営とは徹底的に得を追求した形である
「得」と「徳」は非常に綿密な関係にあります。
「得」を体系的にまとめ概念化したものが「徳」なのだと僕は考えています。
だから、よく言われる「徳のある経営」とは結果的に最も得をする形なのです。
今日は、得をしたければ徳を創りだそうという記事を書きますね。
経営者は得をしたくて経営をしています。
でも、その実現のためには他人の得を考えないといけない。
社員の得、お客様の得、それ以外の関係者の得を。
例えば、お客様にどんな会社から買いたいか?と問えば、自分を幸せにしてくれる会社と答えるはずです。
まさか、営業熱心な会社とは言わないでしょう。
特に、何でも自分で調べられる自立した人が多い現代では。
お客様に喜ばれるという「徳」を追求すると得をします。
また、社員に「どんな会社で働きたいか?」と問えば、自分が幸せになれる会社と言うはずです。
社員が幸せになるという徳を考える会社、社長が得をします。
社員だってそう。
幸せに生きるためにはお金が必要ですが、お金は使って初めて価値が生まれますので「その先」の方が大切だと考えます。
家族と豊かな時間を過ごしたい。
趣味を充実させたい。
親孝行をしたい。
「その先」にあるものに徳がある人は、多くの人に支えられるから結局、得をします。
関係者の得を実現することが、自分の得を実現する最も良い方法であり、それが「徳のある経営」です。
損得の話は「徳」じゃないと考えがちですが、徳と得は密接な関係にあるのです。
徳の話って、どちらかと言えば道徳的で分かりづらいから、得の話から入った方が良い
僕はそんな風に考えています。
それでは素敵な週末をお過ごしください!
また明日。