勝手に社員の自発性が育つ仕事に変えてしまう
昨日はマーケティングのセミナーを行いました。
実は、先月行った指示ゼロ経営経営セミナーと同じ主催者の定例セミナーでした。
マネジメントとマーケティング、一見関係ないように思えるかもしれませんが、関係大ありなのです。
そもそも、何故、指示命令をしなくても社員が動くのかと言えば「人は楽しいことであれば、言われなくても動く」という原則があるから。
当たり前の話ですよね?
だからマーケティングを楽しく成果の上がるものにしようという話です。
販売に携わる人なら誰でも経験があると思いますが、売り込みをするとお客様に嫌われます。
そして「嫌な顔をされてメゲていては販売は務まらない」なんて激を入れられた経験もあると思います。
果たしそうか?…僕はそう考えています。
昔はそれでよかったと思います。
成長期の波に乗って「売れば売れた」時代だったから、1人や2人に嫌な顔をされても次があった。
お客様は無限にいて、購買意欲も無限にあった。
でも、今は違いますよね?
欲しいモノが特段なく、何か買い物をする際には自分の手元で調べられる時代ですから、売り込みを非常に嫌います。
お客様に嫌われることをしたら、仕事が面白くなくなくなるばかりか成果も出ない。
そんな時代には「選ばれること」が成功の鍵を握ります。
こちらから売り込むのではなく、お客様から近づいてくれる設計が必要になる。
僕のセミナーは参加型なので、ほぼ10分に一度はグループワークが入り、脳をとことん使います。
インプットとアウトプットを繰り返しながら学んでいきます。
そして、最後にはグループで協力して1枚のチラシを制作します。
チラシづくりを通じ協働・共創…「三人寄れば文殊の知恵」の指示ゼロ経営を体験できるようにプログラムしてあります。
参加者の方はみんなクリエイティブで、すごく楽しんでくれました。
指示ゼロ経営の基本は「環境づくり」にあります。
社員を教育して変えようとするのではなく「勝手に自発的になる」そんな環境を整えていきます。
そしてそれこそが経営者の重要な役割だと考えます。
一度きりの人生、思う存分仕事を愉しみたい、豊かな成果を上げたい、そんな事を考えたセミナーでした。
それでは素敵な週末をお過ごしください!