終わりがあるから今に生きることができる
僕が住む信州にも春の足音が聞こえて来ました。
三寒四温を過ぎて、毎日、日が濃くなって行くのを感じています。
あと2週間もすれば桜が開花すると思う。
この時期は別れと出会いが交差して、とても感傷的になります。
高速道路を走ると、いかにも引っ越し中というクルマに出会いますが、彼らは車中でどんなことを思っているのでしょうか。
「卒業は擬似的な死」
そんな話を聞いたことがあります。
怠惰な毎日を過ごしていても、卒業前になると残された時間を噛みしめるように大切にする。
僕にもそんな経験があります。
小学時代にスイミングスクールに通っていましたが、最後の授業は特別でした。
「もう、この場所で泳ぐことはないんだ」…そう思うと、当たり前の光景が特別なものに見えてきたし、一緒に泳いできた仲間が愛しく思えた。
プールから出るその瞬間まで、夢中で泳いだのを覚えています。
終わりがあるから今に生きることができる。
小さな終わりから大きな終わりまで、日々、それを意識できたらいいですね。
とても意味の深い、この曲で3月最後の日曜日を締めたいと思います。
森山直太朗
「さくら」
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=p_2F2lKV9uA?list=RDp_2F2lKV9uA]
Everything’s gonna be alright.
ワクワクすることに積極的なあなたが大好きです!