素のままのあなたにしかファンはつかない
あなたに会いたいと言われるスタッフを育てる。
今日の記事は、そんな人材を育てようという話です。
企業の宣伝は要らないと考える生活者がほとんどという時代に、「あなたには会いたい」とか「話を聞きたい」と思われることは生命線になります。
今やCMは嫌われ者
明日、東京で行うセミナーの資料を整理していて面白いものを発見しました。
これ。
今もあるんですね、この雑誌。
多分、あまり売れていないと思う。
昔、まだ宮沢りえが少女だった時代、僕もこの雑誌を読んでいましたし、CMが好きな人が多かったと思います。
何故かと言うと、当時は生活者は情報の入手手段が限られていたからです。
同時に、欲しいモノがたくさんあった時代だからCMが歓迎されたのです。
セミナー準備で偶然発見した「CMナウ」ですが、時代は大きく変わったんだと実感しましたよ。
今って、ネットで買物をしても「メルマガ希望」にチェックする人なんていませんよね?
YouTubeのCMだってスキップします。
逆にスキップできないと、ブラウザの「戻る」を押しちゃうもんね。
CMは嫌われ者です(笑)
「あなたに会いたい」「あなたの話を聞きたい」と思われる存在になるには
弊社のパートスタッフのニッタさんは毎月、ニューズレターを書きています。
A4サイズの半分を担当して12年が経ちます。
主にプライベートなことを書くのですが、すごく読まれていて、信じられない事が起きています。「信じられないこと」はこちら
「お客様との関係を、損得を超えた友人のような関係にしよう」
ファンが多いから、初対面の人に「ああ、あのニッタさん?」って言われることもあります。
彼女、PTAの副会長をやったことがあるのですが、就任の挨拶ですでにスタートラインが違いますよね?
自分のことを知ってくれている
好感を持ってくれている
信頼されている
気にしてくれている…
「あなたに会いたい」「あなたの話を聞きたい」
そう思ってもらうことってとても大切なことだと思います。
こうした積み重ねがどうなるのかといえば、先日、ニッタさんのことをFBに書いたら、弊社の大切なお客様がこんなコメントを入れてくれました。
ニッタさんは事務員で、直接的には営業(セールス)はしていませんが、間接的には相当な売上貢献をしてくれているはずです。
で、どうすればそういう存在になれるかという話ですが、ニッタさんの事例で言えることは、「素のままの自分」を発信することだと思います。
相手にどう思われるか?と気にしたり、よく見せようとしないこと。
「素」の状態というのは、最もその人が輝く姿なのだと思います。
スタッフが発信する機会はあるか?
素が出ているか?
素が出せるには企業風土がオープンじゃなきゃできませんからね。
一度、考えてみてはいかがでしょうか?
それでは今週もがんばりましょう!