☆20点〜50点
最初に確認したいことは、指示ゼロ経営は「指示命令のない経営を目指すものではない」ということです。
まして、指示命令をしないと会社が良くなるわけはありません。
本質は、「社員さんと共に、“いい会社” をつくる過程で、必然的に指示命令がなくなる」ということです。
では「いい会社」とはどういう会社でしょうか?
組織により様々な考え方があり「これが正解」というものはありませんが、少なくとも、いい会社づくりに社員さんが参画して創っていける会社は「いい会社」と言えると考えます。
発展途上であっても、社員さんが参画できている会社は「いい会社」なのだと。
僕はこれまで、多くの企業の経営支援をする中で、「いい会社」には傾向性があることに気づきました。
それは…
「顧客にうんと喜ばれる」
「仲間といい関係で仕事を愉しめる」
人間にとっての普遍的な喜びがある職場です。
前者は「組織の自己診断」にあった設問…「自社は、誰の、どんな幸せに貢献しているか?の問いに、社員は社長と同じ回答ができる」に、後者は「自社は、どんな社風を目指すか?の問いに、社員は社長と同じ回答ができる」に対応しています。
人間関係の良い場で働くと、人は素晴らしい創造性を発揮します。創造性は、顧客を感動させる商品やサービスを生み、付加価値(利益)の高い経営を実現します。
その結果、賃金や福利厚生などが改善され、より働き甲斐のある職場をつくります。
最初に取り組むなら、「仲間といい関係で仕事を愉しめる」というテーマで、みんなで対話することをお勧めします。
そのためには、仲間のことを知らなければなりません。
そこで、設問「社長を含むメンバー同士が、互いのプライベートや夢、過去の出来事を知っている」に繋がるわけです。
互いに対する共感が育まれると、親友のように「本音で話し合っても分断しない関係性」ができ、より深い対話ができるようになります。
1、互いのことを知る
2、どんな社風を創りたいかを話し合う。
そんなところから始めてみてはいかがでしょうか?
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※健康診断のように、定期的に自己診断をされることをお勧めします。
指示ゼロ経営の知見も学んでみて下さいね!