「絵に描いた餅で終わる病」に罹った組織の悲しい末路
やると決めて始めたことが、気がつくとなかったことになっている、そんな経験は誰にもあると思います。
致し方ない事情もありますから、100%実行できる人なんていないと思います。
でも、「実行しない癖」がついてしまうと、想像の10倍は大変なことにるので注意が必要です。
今日のブログはちょっと怖い話です。
僕が社長に就任した時に、大先輩から言われたことがあります。
「スタッフに対し、“辞めてもらっても構わない”ということを簡単に言ってはいけない」
言うなら、本当に辞めてもらっても良いという覚悟を持って言えということです。
僕は、先輩の警告を直感的に理解しました。
そして、その後、とある会社を見て、僕の理解は確信に変わりました。
それは、「拡大解釈の恐れ」です。
人は、時間とともに認識を拡大解釈すると言います。
例えば、件の会社の例で説明しますね。
その会社では、社員が遅刻した時に、社長は簡単に「辞めてもらっても構わない」と叱ってきました。
でも、実際は辞めさせることはありません。
すると、社員さんは「どうせ辞めさせることはない」と考えるようになります。
当然ですよね。
恐ろしいのはここからで、社長のオオカミ少年が続くと、解釈の拡大が起きるのです。
「社長の言うことなんかテキトーに流せば良い」
拡大解釈されるのです。
この拡大解釈は、色んなケースで起こります。
例えば、事業計画が中途半端で終わる「絵に描いた餅で終わる現象」が起きると、最初は「悔しいが仕方がない」と思うのですが、続くと「仕事はテキトーでいい」「真剣にやる必要はない」といった拡大解釈が起きる危険性があるのです。
怖いよね。
この病は、1人の人間が罹っても大変なのに、組織単位が罹ると回復にはすごく時間がかかります。
防止するためには…
□無茶な計画は立てない
□計画立案に社員、メンバーが加わる(参画することで意義を理解する。自分事になる)
□定期的にミーティングを行う
□計画どおりに行かなくなった時に、計画を柔軟に修正するスキルを持つ
こんな工夫が必要だと思います。
今日の記事は、是非、社員さんと共有してください。
拡大解釈を防ぐためには、そうなる危険性があることを全員が知ることが大切です。
というわけで今日も素敵な1日をお過ごしください。
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