人は「ありがとう」を受け取るたびに、自分の本質が見えるようになる

人は、自分の事が分かっているようで、実は分かっていないものです。
特に、得意なこと・才能などは、自分にとっては息をするようにやっていることが多く、まったく自覚していないことが多いのです。

例えば、僕にとってのブログを書くことがそうです。
12年間、ほぼ毎日書いていると言うと、「凄いですね」と言われることがありますが、僕には何が凄いのか分かりません。
努力をしているという自覚もありません。
好きなだけ、僕の性質に合った行為なのです。

人は自分の当たり前を、皆も同じように持っていると勘違いするものです。
僕は、色んな人に「自分の考え方や意見があるならブログ書けば良いじゃん」と言ってきましたが、性質に合っていない人にとっては苦痛なんですね。

僕は、色んな人から「毎日書くなんて凄いよ」と言われているうちに、「これは僕の得意、特技なんだ」と気づきました。

あなたも、あなたの職場の仲間も、もしかしたら自分の得意、特技、才能に気付いていないかもしれません。
そうだとすると勿体ないことです。
自分の得意、特技を知ると、職場の中に自分の居場所を持つことができるからです。
「私ってイケてるじゃん」と思えることは幸せなことです。

同時に、仲間のそれも知ることができます。
自分に対してだけではなく、「仲間ってイケてるじゃん」と思えたら幸せは倍増します。

僕が見てきた「いい会社」には必ずこれがありました。

人は、仲間からの「ありがとう」のシャワーを浴び、自分という存在が立体的に観えてくるものです。

ただし注意が必要です。
「ありがとう」は結果に対してではなく、「存在」に対し言うものです。
結果を出したことに対し言うと、言われた人は、結果を出せば幸せと感じるが、出せないと焦ったり、不安になったり、イライラしたりすっるようになってしまいます。
こうなると仕事が愉しくなくなってしまい、良い仕事ができなくなります。

そもそも、そういう得意、特技、才能を持った人がいるだけで有り難いことです。
これは、そういう人がいない会社から見れば、とても羨ましいことなのですから。

仲間の存在に感謝できている組織は、組織にいること自体、仕事をすること自体が愉しくなり、素晴らしい創造性を発揮し、「結果として」よい成果を上げます。

1ヶ月に一度、チーム活動を振り返る時間を作りましょう。
自分たちのチームには、どんな宝物(個々の存在)があるかを伝え合いましょう。
そして、そんな宝物があるチームが、1ヶ月後、3ヶ月後にどうなっているか?…理想の状態を描きましょう。

今日の記事は、社員さんと共有してください。
きっといい会社になりますよ!

というわけで今日も素敵な1日をお過ごしください。

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