社員の立場で会社全体を変えた人から学ぶ「変革の行動学」

僕のセミナーには、社員さんのお立場で、自腹を切って参加される方がいます。
動機は様々で、将来、独立を考えている方もいますし、今の組織をより良くしたいという思いをお持ちの方もいます。

いずれにせよ僕は心から尊敬するのです。

「今の組織をより良く」と考えて受講される方の多くは悩んでいます。
自分が学び実践しても影響力は限られているからです。よく「会社は社長次第」と言いますが、社長が学び、変える決断をするのには敵いません。

会社員時代の僕は、そのような意欲も経験もなかったので具体的なアドバイスはできません。
その代わりに、僕が尊敬する方のことを紹介するようにしています。

自らの意思で変われなかった組織は、時代の変化など、外的な影響力で変わらざるを得ない状況に追い込まれます。

その方は、組織が変わらざるを得なくなった「その時」のために準備をしてきたのです。
具体的は、大量生産・大量消費の時代が終わり、企業主導から顧客主導にルールが変わった時に、リーダーシップを取ったのです。

時代が変わった。でも、どうすれば良いか分からない…社長や上司が悩んでいる時に、マーケティングの考え方から実践術まで、まさに根本から変える提案を行ったのです。

社長にとっては「地獄に仏」です。

しかし、往々にして、新しい提案は蹴られる事が多いのも事実です。

その方の提案の仕方は素晴らしかった。
「ほ〜ら見たことか。困ることになると思っていたんだよ。時代に合ったやり方があるからよく聞けよ」というニュアンスで伝えたら、相手は受け入れてくれません。

「今があるのは、これまでが正しかったからです。その礎があってこそできるプランがあります」と伝えました。

結果、見事に成果を上げたのですが、なんと、手柄を直属の上司に渡してしまったのです。
社長には、「上司の◯◯さんの後押しのお陰です」と伝えました。
社長も嬉しいが、上司はもっと嬉しいですよね。

僕は、神みたいな人だと思いました。
あるいは、したたかに上をコントロールする小悪魔か(笑)

その様子を見て、自分の意思で変えることができる経営者はよい立場だと思いました。
社長と社員さんが一緒に学べている会社はもっと恵まれています。

今日の話は、絶対的な方法論ではありません。
中には、「その時」が来る前に挫折したり、リタイアした方もいます。
その方の無念を考えると本当に悔しい思いがしますが、きっと、その先に開花する時が来ると信じています。

今日の記事は、ある友人に向けて書きました。
あなたは、本当にがんばりましたよ。
「その先」は、ずっと先かもしれないけど、きっと開花する時が来るよ。

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