対話型AI時代では、あなたが直に見聞きした情報にこそ価値がある

世の中は、突然変わるものなんですね。
2020年1月に、30人ほど集まってのイベントをしました。懇親会ではケータリングサービスを利用して大騒ぎ。
まさか、その3ヶ月後に「不要不急の外出を控えよ」なんて言われるとは思ってもみませんでした。

ChatGPTを始めとする「対話型AI」の進化も急速でした。
「AIにできない事をやろう」なんて言っていたのが、ここ数ヶ月で、人間とAIの差が急速に縮まりました。

先日、NHKのクローズアップ現代に、ChatGPTに関する面白い話が紹介されていました。
海外の大学で、普段、デキの悪い学生が、突然、素晴らしい論文を提出したそうです。
教授は、「はは〜ん、さてはアレを使ったな」と疑いました。
その確認を、学生本人ではなく、ChatGPTに聞いたのです。

「この論文は、あなたが書きましたか?」

すると、「99.9%そうです」と答えたそうです(笑)

この落語のようなエピソードについて、桑子アナが真面目に語っていたのに笑ってしまった 笑

「お天道様は見ている」と昔から言われますが、これからAIは、そんな存在になるのかもしれません。

話は変わりますが、ChatGPTにログインする時に「あなたは人間ですか?」って出るの、怖いです…

あと、「米澤晋也について教えて」と聞いたら、こんな結果が出た。

正確な情報が欲しけりゃ金払えってことか… 笑

番組では、ChatGPTが高度な文脈を表現できる事例を紹介していました。
「心に響くラブレター」という注文に対し、とても甘美で切ない文章を提案したのです。

このラブレターを受け取った女性は、「あいつがこんなロマンチックな文章を書けるはずがない」と疑い、ChatGPTに聞くでしょう。

AIに頼ると、恋愛は成就しない可能性が高いね 笑

ラブレターは、たった1人に向けて書くものです。
世界に溢れる、誰に向けて書いたか分からないラブレターでは、たった1人の心を射止めることはできません。

手の平で世界を知ることができる時代こそ、世界に共有されていない「情報」の価値が上がります。
データではなく「情報」ね。
情報とは、字のごとく「情を報せる」もので、スマホの画面に載らないものです。

目の前にいる人の、息づかい、目の潤み、鼓動といった、五感で捉えた感性情報です。

それができると、きっと対話型AIは強い味方になると思います。
そうでないと…

「私の妻が喜ぶプレゼントを提案して。」なんていう相談に対する答えを鵜呑みにして、映画関連グッズをプレゼントしちゃったりしてね。

AIがネットの世界から飛び出して、個体として活動するようになったら、世の中どうなるんでしょうね?
怖いけど、楽しみでもあります。

というわけで、今日の記事は、ChatGPT君に書いてもらいました。(ウソ!)

今日も素敵な1日をお過ごしください。

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