チームがギクシャク、不安定になった時は、成長の千載一遇のチャンスである
時に、社内がギクシャクして不安定になることがあります。
そんな時は、チームのあり方に課題を抱えている時だと思います。
協力体制が取れていない。
助け合いがない。
メンバーが無関係。
メンバーが誰かに依存している。
こういう時は、チームが悪くなっていると思いがちですが、成長の千載一遇の好機だと僕は考えています。
「やじろべえ」が不安定の中から安定ポイントを見つけ出すのと同じで、チームも、自分たちのあり方を探る時は不安定を経験します。
自ら考え行動する風土があれば、チームは、時に不安定になって健全なのです。
最初から安定しっぱなしだとすれば、トップによる縛りで人為的に固められている組織です。
不安定になっているならば、対話のチャンスです。
人は不安定を嫌います。
安定させたいという動機があるので、あり方を見つけるための対話には真剣な気持ちで参加してくれるでしょう。
ただ、ギクシャクしている時は緊張するので、工夫が必要です。
まずは、環境づくりが大切です。
オフィスで話し合うと、普段の思考が優位になるので、できるだけ仕事とは無関係の場で行うのが良いです。
ある企業では、年に2回ほど、焚き火を囲みながら自分たちのあり方を語り合っています。
とてもリラックスし、素の気持ちで話せると言います。
話し合いには大前提があり、それを全員で確認することも大切です。
前提は、次の4つです。
1、ここにいる全員が、会社を良くしようと思っている。悪くしようと思っている人はいない。誰かを貶めようと思っている人はいない。
2、犯人探しはしない。
組織の状態は、全員でつくり出しています。特定の犯人などいません。
3、話し合いでは、「どんな意見でもOK」「意見が出なくてもOK」「意見が変わってもOK」※このルールは、「味方学」の鈴木優子さん(通称、U子ちゃん)から教えてもらった方法です。
4、無理に結論を出さない。
環境をつくり、大前提を確認したら、リーダーから、「今は、チームが成長する時だ」という強いメッセージを投げかけます。
その上で、「どんなチームが理想か?」を話し合います。
対話の中には、不安に感じることや、自分の弱み、引け目など、ネガティブな声も出るかもしれません。
むしろ、出た方がスッキリと心が軽くなるので出した方が良いと思います。
チームを成長させる意思があり、犯人はおらず、どんな意見もOKなら、一時的にネガティブな意見が出ても、その後、前に進むはずです。
どんなに優れたチームでも、定期的に不安定に陥るものです。
環境は変化するし、リーダーもメンバーも成長するからです。
不安定は、自分たちのあり方を確認し、チームを成長させるチャンスです。
今日の記事を社員さんと共有し、恐れずに前に進みましょう!
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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