才能がある人が成功するのではなく、誰もが持つ才能の種を育てた人が成功するのだと思う
指示ゼロ経営の格言(?)に「磨けば光るものを磨く」というものがあります。
努力を、自分が持っている才能を磨くことに費やすことが大事だという意味です。
磨いても光らないものに費やすと、辛いし成果が出ない。
でも、才能と言うと、特別な人に備わったものと思いがちですが、そうではなく個性・特性のことで、誰もが持っているものだと考えています。
特性が活きている時って、それをしている時が一番楽しく、高いパフォーマンスを発揮するんだよね。
やりたくてやっているのだから、モチベーションも持続するし、こだわるから成功しやすい、そう考えています。
じゃあ、自分にとって、「磨けば光るもの」って何?って話ですが、それを発見する方法について今日は書きたいと思います。
人には、その人固有の才能がある
僕は、一番手っ取り早い発見法は、自分に問いを投げかけることだと考えています。
「人生を1からやり直せるなら、何をする?」
「お金をもらわなくても、いや、払ったとしてもやりたい仕事って?」
「強く憧れる人がやっている仕事の本質は何?」
そこで出た答えを掘り下げると、自分の特性に出会いやすい。
例えば、僕はDJに憧れて、若いころは実際にやっていました。
何で憧れるのか?
「モテそうだから」
いや、違います、本当です、違います…(笑)
それも動機の46%くらいありますが(笑)半分以上は、色んな音をつなぎあわせて1つの物語をつくるのが好きなんです。
その場の判断で、色んなジャンルの曲をつないで、独自の物語をつくる。
それが本質・特性ですが、それって指示ゼロ経営の本質と同じなんです。
「色んな才能を持った社員が織りなす、独自性の高い経営」
ジャンルは違えど、本質は同じで、それをしている時って最高に幸せなんですよ。
それに気づくと人生はすごく面白くなります。
さて、他にも自分の特性の気付くワークショップがあって、先日それに参加してきました。
これがすごく面白かった。
絵画を描くという行為でも発見できたのは驚きです
シド・マリークラークのペインティングワークショップに参加しました。
絵画教室ではなく、自分そのものを絵で表現するワークです。
シドから受けたアドバイスは、「手放すこと「今ここに座すること」
深いでしょ?
自分の特性って頭で考えても分かりませんよね?というよりも、考えれば考えるほど分からなくなる。
アドバイスがシンプルなだけに変な思考が入らず、自然と筆が進んでいくんですね。
でね、出来た作品にビックリ。
僕の友人たちが書いた作品は、いかにも「その人っぽい」んです。
それを言語で表現することは難しいのですが、とにかく「らしい」んです。
ちなみに僕は、何も考えずに書いたらサイケ風な作品になりました。
だからビックリなんです。
実は、僕に影響を与えた師匠は、その思想の根底にサイケデリックカルチャーの思想があり、僕が見てもそれが見え隠れするんです。
で、僕も共鳴するということは同じような感性を持っているということ。
実際に、絵画には興味がありませんでしたが、サイケ音楽は大好きなんです。
あの秩序のある混沌が好きで、これもまさに指示ゼロ経営的なんです。
自由と調和の両立ってところがね。
作品、見たい?
見たいよね〜(笑)
値段の付け方がなにげにダイエーっぽい(笑)
タイムセールで24時間以内にご注文いただければ、9割引き!!(笑)
僕の場合は、サイケという既知のカテゴリーだったから理解しやすかったんですね、参加した友人たちも、言語化は難しいかもしれませんが、その人の本質、特性がにじみ出ていたはずです。
僕は、人には、その人だからできる事があり、それをするために生まれてきたのだとすれば、それで誰かに喜ばれて「ありがとう、あなたに出会えて良かった」と言われた時に人生が開花するのだと信じています。
自分は何者なのか?
この週末に何も考えずに感じてみてはいかがでしょうか?
それでは素敵な週末をお過ごしください!