シンプルにするから上手くいく、引き算の経営のすすめ
まるで現代の企業は暴走族のクルマのようだ、先日、友人とそんな話をして笑いました。
こんな感じね 笑
どういう事かと言うと、ゴテゴテと色んなものがついていて重いし、しょっちゅう故障するし格好も悪い。
例えば、評価制度がその1つになっている会社があります。
評価制度は未来をつくるために行いますが、「過去の精算」になっている企業が多くあります。
がんばって好成績をとった人は問題ないのだが、低い成績がついた人が成長しないのです。
なぜかというと、低い成績を受けた=過去が精算されたと考えるからです。
つまりある種の罰を受けてチャラになったと解釈するのです。
すると、彼らのヤル気を高めるために新たな施策を加えるようになってゴテゴテとしてくるわけです。
また全員が評価に納得している企業も珍しく、評価に対する不満を持っている社員が多くいます。
そこで公正な評価をするために研修やら教育やら新しいシステムを入れたりとゴテゴテしてくるわけです。
複雑にすると故障が多くなり修復に時間も金も労力もかかるし動きが重くなります。
経営はシンプルが良い。
そしてシンプルにするためには「望みの統合」が必要だと考えています。
社長が望むことを、社員さんが望んでいない、あるいは無関心だとすると、そういう社員を動かすためにはアメとムチの使い分けが必要になります。
こうして複雑地獄への扉を開けてしまう。
性悪説に基づく経営も複雑になる原因です。
ある会社ではオフィスに監視カメラがあります。
営業日報は、サボらせないためにその日の活動の詳細を書くようになっています。
営業マンがどこにいるかを把握できるアプリも売られています。
しかも、社員の中にはこうした監視の目をかいくぐる人がいるので、監視方法が日々、改良(改悪?)されているそうです。
本当にこんな感じに見える。
あ、暴走族の画像を見ていたらカミさんが怪訝そうな顔をするんでこれくらいにします…笑
経営はシンプルが一番だと思います。
それでは今日も素敵な1日を!
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