賃上げするなら、ヤル気とチームワークが向上する活用をしよう

世間では賃上げムードが高まっています。
中には「賃上げで従業員の士気が高まる」と言う人もいますが、ズバリ、賃上げで士気は一瞬しか高まりません。
僕は実践者なので断言できます。

どういうことか?
今日の記事で説明しますね。

その理由は賃金は衛生要因だからです。
賃金水準がある一定を下回ると不満になりやる気が阻害されますが、ある一定を超えた場合、影響しません。

しかし、賃金制度を「活用すれば」可能性があります。
賃金制度を社員さんが活用する方法です。

簡潔に説明します。

❚組織が起動するための第一燃料

業績に連動した賃金制度があると、「賃金をこれだけ上げたい。だからこれだけの業績をつくろう」という発想ができるようになります。
その仕組みに関してはこの記事を参考にして下さい。
会社も社員さんも儲かる制度です。

さて、この制度の良いところは「みんなで力を合わせてがんばろう」という決起がしやすいことにあります。

言うならば、ロケットが離陸するための第一燃料です。

しかし第一燃料は燃えやすく消えやすい。

そこで第二燃料にシフトチェンジする必要があります。

❚関係性の喜びという燃料

その燃料とは「仲間と協働する喜び」です。
人は得意もあれば不得意もある、不完全な存在で、だからこそ協働する必要があります。
私達の祖先は、幾多の試練を協働で乗り越えてきました。
それが遺伝子に刻まれているのだと思いますが、みんなで力を合わせてやると楽しくなるのです。
それがつまらない仕事であっても。
この燃料は長持ちします。

そのためにはチームとして課題、目標を持ち、みんなで知恵を出し→役割分担を決め行動し→行動の結果をみんなで検証し次に活かすという指示ゼロ経営の基本的な行動様式が欠かせません。
※その行動様式はこの記事を参考にして下さい

さて、みんなで協働する中で、第三燃料に火が点きます。
それは、自分の居場所ができることです。

❚自己実現と感謝の燃料

トップダウンではなく自分たちで役割を決め協働すると、自分の得意や才能が活きるようになります。
活かし合うと行った方が正確かもしれません。

そうなると「私ってイケてるじゃん」と自分に誇りが持てるようになります。
このエネルギーはとてつもなく強く長持ちします。

されに、協働すれば「自分だけの手柄じゃない」ことを知ります。
すると、仲間への感謝とリスペクトが生まれます。
この気持ちを互いに伝えあったらどうなるでしょうか?

仕事の行為からエネルギーを生み出し、互いに刺激し合い自家発電する、持続可能なモチベーションシステムになるのです。

この最終段階=第三燃料に火を点けることを目標に、上手に制度を活用するのです。

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