後継社長の組織づくりの秘訣は「急がば回れ」である

僕もそうでしたし、多くの2代目3代目の後継社長は、早く自分の組織を作りたいという思いから「手順」を飛ばしがちだと感じています。
焦る気持ちは当然ですが、これでは基礎を作らずに建てた家のように、ちょっと風が吹くだけで崩れてしまいます。

基礎を時間をかけて造ること、これが結果的に組織づくりの近道だと思うのです。

なぜ古参社員は抵抗勢力をつくるのか?

その基礎とは、一番古くからいる「扱いづらい社員さん」を味方につけることです。
その社員さんは、新社長の考えに反対をする人です。
その古参社員を味方につけるか否かで将来に渡る組織力が決まると言っても過言ではありません。

このように自信を持って言うのは、僕自身に経験があるからです。

そもそも古参社員が新社長の考えに反対するのは、「新社長の新しい考え方=自分への否定」と映るからです。
事実、そうで、新しいことを興すということは良くも悪くも過去を否定することです。

同時に、古参も、新社長は自分を扱いづらいと思っていることを知っているので、すぐに用済みにされるという恐れがあります。

だから、まずは現在、会社があるのは先代と古くからいる社員さんのおかげだと感謝を伝えることです。

僕はこれをしなかった。
すると、古参は恐れから仲間をつくります。
影響力があるので、あっという間に抵抗勢力が作られるのです。

組織改革を急ぐなら、まずは足元を固めること

最悪のケースもあります。
ある後継社長は、扱いづらい古参を窓際に追いやってしまいました。
抵抗勢力を作られるのを恐れての施策ですが、ここから組織崩壊が始まりました。
他の社員が、新社長の古参への対応を見て「いつか自分もあんな風に扱われるかも」と恐れ、新社長との本音の付き合いを避けるようになったのです。

社長は孤独に陥り、やがて「自分だけが苦しんでいる」と被害者意識を持ち、さらに孤独になりました。

もし、こんな状態が3年も続くと、リカバリーに数倍の時間を要すると思います。

後継者が社長に就任する時って、自社に改善すべき問題が山積していることが多いと思います。
すぐに業務を改善したくなりますが、急ぐのであれば、まずは足元を固めることだと思います。

□まずは先代と古参社員に感謝する
□古参とじっくり話し合い、自分が描く未来を共有する
□未来を創るためには古参の力が必要だということを伝える

これが一番の近道だと僕は考えています。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!

社員に自発性や課題解決力、チームワークが足りない… そう思った時は、「ビジョンの欠乏」を疑う必要があります。 魅力的なビジョンは、人間が持つ素晴らしい面を顕在化する力を持っています。

❚ワークショップのメリット

このワークショップは、自社のビジョンと、ビジョン実現までのプロセスを 「未来の日付の新聞」の形で表現することで、ビジョンに物語性が吹き込まれ解像度が高まります。 また、作成に社員さんが参画することで、ビジョンを「自分事」にする効果があります。

ビジョンの解像度が鮮明になりリアリティが生まれる。

社員さんがその実現を強く望み、自発性が生まれる。

社員さんが経営計画を自分事と捉えるようになる。

❚プログラムの内容

「全員参加で」会社のビジョンを具体化したイメージを「未来の日付の新聞」に描きます。
経営計画書がある場合、それをもとに作成します。
「新聞に載るような話題性、社会性」という思考軸で
描くことにより、自然と事業ミッションが意識されます。
ビジョンの解像度を高め、社員さんがそれを自分事にするために、以下の登場人物を新聞に登場させます。

【顧客】

商いは、お客様に喜ばれ支持されることで成り立ちますので、お客様の成功イメージは必須です。設定する顧客は、「この人に喜んでもらいたい」と心から思える「実在する人」がお勧めです。

【自分】

社長が望むことを、いくら熱弁したところで、社員が無関心であれば実現は難しいでしょう。会社のビジョンとともに、望みを叶えた社員さん1人1人が登場することで経営計画を自分事にします。

【仲間】

仲間の望みを知ることで、互いに対する共感が生まれます。そして、「1人1人の夢を実現する最も有効な方法は共創・協働である」という機運ができ、上質なチームワークが形成されます。

【自分の大切な人】

家族や友人、恋人など、自分の成功を喜んでくれる大切な人の笑顔を想像することで「この人を笑顔にするため」という強い想いが生まれ、モチベーションに粘り強さが生まれます。

❚開催要項

■所要時間:およそ5時間

■受講人数:50人以内。
※51人以上の場合はご相談ください。

■講演料:385,000円(税込)
※別途、交通費と、宿泊が必要な場合は宿泊費がかかります。

■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge代表)

■お申し込み、お問い合わせは下記フォームよりお願いします。

上記内容でよろしければ、「申込みボタン」をクリックしてください。
(確認画面はありません)
※お申し込み後、すぐにお申込確認のメールが届きます。
届かない場合、迷惑メールフォルダをご確認下さい。
それでもない場合、お手数ですが下記メールに「申し込んだが確認メールが来ない」とご連絡下さい。
kwd.shinya@gmail.com

 

下記フォームよりお申し込みください。

 

上記内容でよろしければ、「参加申込みボタン」をクリックしてください。
下記ボタンをクリックすると申込みが完了します(確認画面はありません)
※お申し込み後、すぐにお申込確認のメールが届きます。
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それでもない場合、お手数ですが下記メールに「申し込んだが確認メールが来ない」とご連絡下さい。
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組織の自律性自己診断

メールアドレスを入力し、20個の設問に答えるだけで、すぐにメールで診断結果が届きます。

なお、回答内容・診断結果等は、回答者のみが確認でき、弊社では一切知ることができませんので、安心してご利用ください。

※経営者の方が診断する場合「社員だったらどう答えるか?」を想像して回答して下さい。

指示ゼロ経営の実践者から学ぶ

クリックすると詳細がご覧いただけます。

その他、多数の事例がございます。詳しくはこちらからご覧ください。

指示ゼロ経営を学びたい方はこちらをご覧ください。

❚指示ゼロ経営を学びたい方へ

24年間に渡る実践と研究知見を様々な形で公開しています。
これまで、企業や教育機関などで1万人以上が学び実践しています。

指示ゼロ経営を学ぶ、お勧めのステップ

お好みのステップだけお選びいただくこともできます。

まずは指示ゼロ経営をザクッと知りたい方へ!

指示ゼロ経営 オンライン(Zoom)説明会

「画面オフ」にして「聞くだけ参加」も可能です!

指示ゼロ経営の基礎と実践事例をざっくりと学ぶことができます。
毎回、ゲストを迎え下記の内容をお伝えします。

1、指示ゼロ経営のしくみ

自発性やチームワークは社員に求めても実現しない。
「そうなってしまう環境」を整えるべし。

2、指示0リーダーの役割

「リードしない」「1人1人と関わらない」「褒めない」指示ゼロ経営の部下との関わり方。

1、実践事例 3連発

普通の会社の普通の社員が成し遂げた素晴らしい実践事例3連発。

4、ゲストトーク

指示ゼロ経営の実践者や専門家と、指示ゼロ経営について自由に語ります。

5、マンスリーテーマ

毎回、時代に合った特別テーマを決め、米澤とゲストから最新情報をお伝えします。
6月26日(水)のテーマは「頭の痛い賃上げ問題を、企業力向上のチャンスに変える」です。

質疑応答の時間もあります。
聞くだけの参加者もZoomのチャット機能で質問できます。

❚開催日程・ 主な内容・ゲスト紹介

2024年6月26日(水) 「頭の痛い賃上げムードを追い風にする新発想」

指示ゼロ経営の基礎に加え、昨今社会課題となっている「賃上げ」を扱います。賃上げをしないと採用や雇用に悪影響を及ぼす懸念から、業績が伴わない「防衛的賃上げ」を行い倒産した企業が激増しています。正しい賃上げの実務を知るとともに、「賃上げムードを企業力向上の追い風にする」ヒントを得ることができます。

開催要項
■日時:2024年6月26日(水)19時30分〜21時30分
■主催:株式会社Tao and Knowledge
■開催形式:Zoom(お申し込みいただくとZoomのURLをお送りいたします)
■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge)
■ゲスト:大沼恭子さん(クリーロ企業文化研究所代表)プロフィールの詳細はこちら
■参加費:3300円(税込)

ゲスト
クリーロ企業文化研究所代表
大沼恭子氏

❚過去開催の録画アーカイブをご購入いただけます。

指示ゼロ経営の実務に加え
中塚 緑さん(オフィス緑)をゲストに迎え
「PDCAは『P』ではなく『S』から
始め『S』で終わると人材が育つ」
というお話をしていただきました。

指示ゼロ経営の基礎に加え、今回は、
ますます高まる賃上げムードに
どう対応するか?を考察しました。
頭の痛い賃上げムードを組織成長の
追い風にする方法が学べます。

指示ゼロ経営を学びたい方へ

24年間に渡る実践と研究知見を様々な形で公開しています。
これまで、企業や教育機関などで1万人以上が学び実践しています。

▼公開セミナーで学ぶ

次回は2025年5月を予定しています。

※次回は2025年4月開催予定。

※次回は2025年3月開催予定。

▼社内研修・期間限定顧問契約・講演会

社内研修を2社、顧問契約を1社受付中

2025年の開催を受付中。

▼書籍・動画セミナー・ブログで学ぶ

リーダーが何もしないとうまくいく。指示ゼロ経営

▷セミナー、イベント、社内研修のお知らせ

社内研修、および期間限定顧問契約のご依頼はこちら
みんなで学び一気に指示ゼロ経営の文化を創る。
現在「社内研修」を1社受け付けております。「期間限定顧問契約」は現在受け付けておりません。(2024年12月再開予定)

講演会を開催したい方
所要時間90分。経営計画発表会や新年決起大会の後に!
・自発的に働く意義と愉しさが体感できる。
・事例9連発!「自分たちにもできる」と行動意欲が高まる。

新春 未来創造大会2024

2024年2月3日(土)オンライン開催

鮮明な未来のイメージを心にインストールする

脳は「自動目標達成装置」と言われています。あなたが未来をイメージした時に
「実現した」と錯覚するようなワクワクを感じればマインドセットは完了です。
脳が、その未来に向かい活動を開始します。

未来創造大会では、未来のイメーを未来に出される「未来新聞」で描きます。
新聞の形にすることで、物語性が生まれ臨場感が生まれます。
歴史の教科書を読んでも頭に入らないのに、歴史マンガだと、スルスルと入ってくるのと同じ効果もあります。

未来デザインの秘訣

あなたの成功を喜んでくれる、あなたの大好きな人の姿をイメージする

「繁栄の理」に適った未来を描く。今年のテーマは「豊かさの未来」です

2024年のテーマは『未来の豊かさ』です!

豊かさは、時代とともに進化します。例えば、服で言えば…
「寒さを凌げる服が欲しい」→「より着心地の良い服が欲しい」→「ブランドものが欲しい→「自分らしい服が欲しい」
より「心の豊かさ」に移り変わっています。このことは、生活者にも、社員にも言えることです。

現代人は、さらに、もう一段階高い欲求に向かおうとしており、すでに体現している企業もあります。
それは「取引」(ギブ・アンド・テイク)を超えた「贈与し合う」関係…ギブ・アンド・ギブの関係で成り立つ経営です。
次世代の「豊かさ」を知らずして経営政策を立てることはできません。

創造大会では、米澤晋也の最新の研究調査を共有し、それをもとに自分ができることを考えたいと思います。

開催要項

開催日:2024年2月3日(土)
時間:13:00~17:00(開場 12:50)
会場:オンライン( ZOOM
講師:米澤晋也 http://www.shijizero.jp/
参加費:11,000円(税込み)

お申し込みは下記フォームから

上記内容でよろしければ、「参加申込みボタン」をクリックしてください。(確認画面はありません)
※お申し込み後、すぐにお申込確認のメールが届きます。
届かない場合、迷惑メールフォルダをご確認下さい。
それでもない場合、お手数ですが下記メールに「申し込んだが確認メールが来ない」とご連絡下さい。
kwd.shinya@gmail.com

経営計画発表会や決起大会の後に。気持を高め良いスタートを切るために。

指示ゼロ経営講演会

❚講演を聞くことで生まれる意識の変化

◉自分たちで課題を見つけ、知恵を出し合い、役割分担を決め行動し解決する必要性と愉しさが分かる。

◉みんなで話し合い、三人寄れば文殊の知恵を出す効果と愉しさが分かる。

◉チームワークが良いと仕事が早く進み、生産性が向上することが分かる。

◉リアルな事例から学ぶことで「自分たちにもできる」という気持ちになり行動意欲が高まる。

今日からできる実践アイデアを得ることができます。

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❚以下の6項目を90分〜120分間で講演いたします

・自分たちで課題を見つけ協働する「自走する組織」とは?

・自走する組織になると、組織と個人にとってどんなメリットがあるか?

・体験ワーク:チームワークが時間短縮と生産性に与える好影響を体験する。

・グループワーク:みんなで知恵を出すとこんなにも素晴らしいアイデアが出る!

・実践事例9連発!「自分たちにもできる」と希望を持つ。

・今日からできる実践アイデアを考え、仲間と共有する。

※講演の後に「体験ゲーム」を追加することができます。

実際に指示ゼロ経営を体験することで、より深い学びが実現します。
非常に盛り上がり、参加者同士の人間関係が深まります。

ゲームは2種類あり、下記のどちらか1つを追加できます。

②チームワークゲーム(およそ60分間):チームワークを肌で感じるワークです。4人〜6人ほどで取り組みます。1人1人が全体の成果を意識すれば達成できるが「自分だけ良ければいい」という考え方をすると難航するゲームです。

※体験ゲームをご希望の方は「お問い合わせ、ご依頼内容」欄に
「体験ゲーム希望」とお書き添え下さい。

受講された社員さんの感想

あっという間に終わりました。最初に「指示ゼロ経営」と聞いた時には怪しいと思ったが、自分たちで課題を持ち、知恵を出し合い助け合う経営だというう事が分かりました。そんな風に働けるととても成果が出ると思いました。

「自分たちで考え行動する」と聞いた時は、 責任を押し付けられるような印象を持ちましたが、そうではないことがわかりました。最初は身近なことから、みんなの知恵で仕事を改善していきたいと思います。

貴重な講演、ありがとうございました。話を聞き、私のチームでは、すでに指示ゼロ経営になっていると感じました。 今日の話をメンバーと共有して、さらに良いチームにしていきたいと思います。

❚開催要項

■開催形式:対面形式(リアル会場)か、オンライン開催が選べます。
※どちらの場合も講演料は同じです。

■所要時間:120分(基本講演の所要時間、途中休憩を挟みます)
※90分間に短縮できます。その場合も料金は変わりません。
※体験ゲームを追加した場合、60分が追加されます。

■受講人数:人数制限はございません。

■講演料:基本講演で22万円(税込み)
※体験ゲームを追加した場合、11万円(税込み)が加算されます。
※別途、交通費と、宿泊が必要な場合は宿泊費がかかります。

■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge代表)

■お申し込み、お問い合わせは下記フォームよりお願いします。

上記内容でよろしければ、「申込みボタン」をクリックしてください。
(確認画面はありません)
※お申し込み後、すぐにお申込確認のメールが届きます。
届かない場合、迷惑メールフォルダをご確認下さい。
それでもない場合、お手数ですが下記メールに「申し込んだが確認メールが来ない」とご連絡下さい。
kwd.shinya@gmail.com