自由な職場のつくり方。自由を履き違えて組織が崩壊しないために
インターネットの世界において、匿名による誹謗中傷が相次いでおり社会問題になっています。
インターネットは社会に光を灯した一方で、暗い影も落としています。
問題をややこしくしているのは、発信者の「表現の自由」があるからです。
しかし、それは責任を持たない自由で、それは自由ではなく好き勝手だと僕は考えています。
今から200年以上前、フランス革命時に「自由・平等・博愛」の思想が生まれ、世界中に影響を与えました。
しかし、自由には責任がある。
平等には区別がある。
博愛には罰がある。
対の概念とセットにして初めて意義をなすものです。
ネット上の誹謗中傷を発信する人は何ら責任を負っていません。
(今でこそ被害届を出し、悪質と認められれば有罪になるが)
最近、全国で校則の見直しが盛んです。
「下着の色指定、地毛の色の申告」…不条理な校則がいまだに存在します。
中には「ツーブロック禁止」なんて意味不明なものまである。
教育界がそんなんだから自立した人間が育たないんだよ。
何か問題が生じると、すぐに学校のせいにする親がいるから育たないんだよ。
社会人になっても、誰かがお膳立てしてくれないと自分の行動を決められない大人が多いわけです。
しかし、そんなバカ校則を、児童・生徒が自らが参画して校則を見直す動きが出始めており、希望の光が差し込んできた感があります。
子どもたちは自由を手にする一方で責任を背負います。
もし、校則を変えたことで問題が起きたならば自分たちで検証し改善しなくちゃいけません。
自由に対し責任が伴うということはそういうことだから。
問題が起きることは悪いことじゃありません。
起きたのに無責任に放置することが悪いのです。
もし、放置するようなら自由にはなれず、誰かに管理されるしかないのです。
自由に対し責任が伴うということはそういうことだから。
自由に対し責任が伴うこと、失敗を繰り返しながら成長するもの…これは企業でも同じです。
会社というのはリーダー1人の力では良くなりません。
リーダーはそのことを認めることだと思う。
そしてメンバーを一人前として観ること。
手足ではなく頭脳と観る。
失敗から成長することを信頼すること。
対し、メンバーは自由と責任の両方を持つこと、失敗しても検証と改善をすること。
両者の働きかけで真の自由は実現するものだと思います。
企業が自由になるとメンバー間の関係が深まりチームワークがよくなります。
仕事が愉しくなりクリエイティブになります。
これからの時代、自由と繁栄は表裏一体だと考えています。
それでは今日も素敵な1日を!
誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです。
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