採用面接には、社外の友人に立ち会ってもらうと上手くいく
中小企業が求人をかける時って、社員が辞めた時が多いですよね?
毎年、計画的に採用活動をしている会社は少ないです。
人が足りなくて困っているから、多少問題がありそうな人材でも「採用してから教育すればいいや」と脇が甘くなりがちです。
そして、「欲しい」が前提に来ているから「アバタもエクボ」に見えちゃうこともある。
で、後で苦労するなんてことになるんだよね。
「冷静に見る」が鉄則ですが、これからご紹介する先生くらいの冷静な判断力が必要なのでは?と思います。
僕の趣味の1つに、精神科の先生が運営するHPの「Q&A」のコーナーを見るというのがあります。
はい、笑わないでね(笑)
妻から、「悩みでもあるの?」って心配されるんだけどね(笑)
ある大学生からの相談で「付き合っている彼女の様子がおかしい。人格的に問題があるのでは?」というものがありました。
彼女の様子が数ヶ月前からおかしい。クリスマスの日に、「今度、友だち(男)と2人で遊びに行く」と平気で言ったり、バレンタインに会う約束も、女友だちと旅行に行くからとキャンセルされた。「今度、2人で旅行に行こう」と誘ったら「友だちと旅行ばかりしていて勉強していないから無理」と断られた。
「これはもう、精神的に幼いという言葉では片付けられない」という相談です。
う〜ん、確かに人格的に問題がありそうですね。
ま、僕みたいなオジさんにとっては可愛いんだけどねー(怒)
相談の原文はこんな長文です。、
それに対する先生の解答。
ええ〜!?
思い込みって怖いでしょ?
そうと思ったら、どうしてもそうとしか思えない(笑)
先生の意見が当たっているかは分かりませんが、まさか自分への愛が終わったとは思いたくない、だから彼女の人格になんらかの不具合が起きたと信じている…
いや、先生の言う通りだと思うぞ、若者よ。
採用にも、この先生くらい冷静な目が必要だと思いますが、「欲しい」が前提になっている社長には無理だと思います。
採用に立ち会ってくれる専門コンサルタントもいますが、結構高額です。
そこで、親しい友人に「目」になってもらうといいと僕は考えています。
ズバリ、何でも言ってくれる親しい友人に面接に立ち会ってもらうのです。
特に、採用で失敗した経験がある経営者がいい。
すごく効果的ですよ。
コンサルタントのように論理的な解説はできなくても、違和感を伝えてくれるだけで参考になります。
「欲しい」という気持ちは人の判断力を鈍らせる。
第三者に協力を仰ぎましょう。
それでは素敵な週末をお過ごし下さい!