仲間同士、互いの夢を知るから助け合いが起きる
職場の仲間って、毎日顔を合わせている割には、案外、互いのことを知らないものです。
住んでいる所や家族構成など、履歴書に書くようなことは知っていますが、深い付き合いじゃない限り、それ以上のことを知らないケースが多いと思います。
特に仕事とプライベートを分ける文化の会社では、この傾向が強いと思います。
そして、仕事をする上で、そんなに仲間のことを知らなくても良いという意見もあります。
知られたくない人は何もハラワタを出すような辛いことはしなくて良いと思うしね。
しかし、こういう事実もあります。
人間関係が良く心理的安全性が高い職場ほど、自分のプライベートを話しやすい、そして、話すことでより人間関係が良くなっていくのです。
話すと言っても、何も自分の壮絶な過去を伝えなくても良いと思います。
それよりも夢を知ることが大切だと考えています。
夢には応援を引き出す力があると思っています。
このことを革新したのは、これでまで1万人が参加した夢新聞の活動での出来事です。
夢新聞とは、自分の夢が叶い、将来、新聞に載ったとして、その新聞にどんなことが書かれているかを想像して作る「未来の日付の新聞」です。
ワークショップでは、制限時間内に「全員が」夢新聞を完成させることを目標に取り組みます。
主に小中学校でやるのですが、学校から「夢新聞をやったらクラスの雰囲気が変わった」という声を聞きます。
具体的には「みんなが優しくなった」「助け合うようになった」「チームワークが良くなった」「自己肯定感が高まった」と。
この嬉しい変化は、僕もワーク中に感じています。
変化の要因は、全員が書き終えるというミッションを通じ、クラスの仲間と交流が起こり、互いの夢を知ることです。
そして、人は相手の夢から、その人の思いや個性を見出します。
それが共感を生み、応援したくなるのです。
また、自分の夢を知った仲間から共感されると自己肯定感が高まります。
ワークショップの最後に、講師は伝えます。
「夢は決して1人で叶えることはできないと思う。今日みたいに、互いに応援しあい助け合うこと、みんなの夢が叶うと思うよ!」
職場もまったく同じだと思うのです。
夢を語り合う会をやってみてはいかがでしょうか?
ファシリテーターがいた方がやりやすければ夢新聞協会の認定講師をご紹介します。
それでは今日も素敵な1日を!
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