実際に行動した者だけが受け取る、こんなにも嬉しいギフト
僕のような研修・セミナーを提供している者には大きな課題があります。
それは、研修が単なるイベントで終わってしまうという課題です。
研修はイベントじゃない、目的でもない。
明日からの仕事に役立てるために学ぶわけですが、企業の中には「学んだだけ」で実践ができないケースもありました。
すごく勿体ない。
今ではそうした経験から実践したくなるような環境づくりに力を入れています。
その1つが「これを実現したい」「この課題を解決したい」という具体的な、意志あるプロジェクトを設定してもらうことです。
もちろん、リーダーが一方的に設定したらメンバーは他人事になるので工夫が必要なのですがね。
意思が全ての出発点になるんじゃないかな。
「こうなりたい」→だから、こういうスキルが必要
→だから、こういう組織形態が必要
意思があると、学びが現場で実践される可能性がぐっと上がります。
組織も刷新されることがあります。
なぜなら、組織は何かを遂行するために結成されるから、プロジェクトが立ち上がると既存のものから変わる必要性が生まれるからです。
さらに、実践した者だけが手にする、素晴らしいギフトがあります。
それは、「やった者だけに見える景色」です。
今って、何が正解か分からないので、物事が計画通り進まないことが多い。
戦略通りに行かないことだらけです。
そんな時代の進み方は、とりあえず一歩を踏み出し、そこで見えた景色から次の一歩、もしくは3歩くらい先をイメージして先に進むという方法です。
実践した者だけが未来を見ることができる、そんなケースが増えています。
もしかすると、当初描いていた「こうなりたい」とは姿を変える可能性もあると思います。
しかし、その到達した時には、きっと、「まさに、自分たちがすべきこと」…自社がこの世界から求められている姿だと感じると思います。
「意志あるところに道は開ける」とは、エイブラハム・ リンカーンの言葉ですが、まさに今の時代にぴったりな言葉だと思います。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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