あなたの会社を実在する有名人で例えると目指す姿が鮮明になる

自社を人間で例えると、そんな人間か?
組織体質、健全性を判断するのに、とても便利なやり方だと思います。

先日、ある企業さんに訪問した時に、幹部社員さんが自社をミュージシャンに例えて説明していたのが凄く分かりやすかった。

「以前のウチはやりたい音楽をやっていた。今は、売れる音楽にとらわれている感じがする」

僕は、このひとことで同社の状態を理解することが出来たのです。
僕は、あるROCKアーティストが浮かびました。
メジャーデビューをして売れるようになったら、以前のようなエッジが消えてしまったのです。
大人の事情に忖度するようになった、そんな印象です。

一方で、幹部の方が目指したいアーティストも浮かびました。
僕の勝手なイメージですが、ニルヴァーナやドアーズのように、世間に媚びず、自分たちが創り出す音で世界を魅了するアーティストです。
カート・コバーンもジム・モリソンも早死したのが気になりますが…笑

自社を人間に例えると、今の状態と目指す姿の解像度が上がると思ったのです。

ちなみに、僕が経営してきた会社は江頭2:50です 笑
なんというか、落ち着きがなく多動、そして突拍子もないことをするからです。
でも、人間としてはええやつなのです。

国会に招致され「◯◯と記憶しています」「一般論で言えば…」「ご意見として承っていきます」なんて無難なことしか言わない官僚がいますが、そんな会社もありますよね。
以前に、そんな風土の会社を継いだ後継社長が「当たり障りがないことしか言わない風土は嫌だ」と言っていました。
いっそ、麻生太郎のようになりたいとも 笑

風土や個性といったものは目に見えない故に、目指す姿を社員と共有するのが難しいものですが、実在する人間に例えると共有しやすいと思います。

現在の問題点も観えてくるし、目指すイメージも鮮明になります。

あなたの会社は「誰」でしょうか?

それでは今日も素敵な土曜日をお過ごしください。

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