変化にいち早く対応する組織がやっている毎日の習慣
気づく力はこれからを生きるビジネスパーソンにとって必須の能力だと思います。
例えば、おもてなし。
その時、お客様の状況に応じ、その場で最適なサービスを開発するわけだから、ボーッと生きていたらできませんよね。
お客様の視線の動き、表情などをキャッチする「気づく力」がないとでできない。
商品開発や営業も同じで、お客様やライバルのちょっとした変化に敏感でないと置いていかれてしまいます。
気づく力は必須です。
と、偉そうに書きましたが、僕を知っている方なら「米澤が一番、ダメな部分じゃん」と言うと思います 笑
うう、、、ぐうの音も出ない…
そんな僕ですが、ある方の話を聞き、気づく力が少しづつ付いてきました。
ザ・リッツカールトンホテルの元日本支社長、高野登さんです。
高野さんの話を勉強会の仲間で聞いた時に、高野さんは僕たちに尋ねました。
「セブンイレブンのロゴの、最後のエヌだけ小文字だって知っていた?」
これです。
ええー!?
僕は週に2回はセブンイレブンに行っているのに、言われるまで気付かなかったです。
僕だけじゃない、一緒に参加した友人も同じでした。
目には入っているが、ただ見ているだけで意識上に上がっていなかったのです。
気づく力には高度な情報処理能力…いわば感性が求められます。
これは鍛えることができるのか?
高野さんは、できると言います。
そのトレーニング法は、例えば朝礼で「朝、家を出てから会社に来るまでの間に、昨日と違っている事を発表する」というものです。
道に咲いている花、通りを歩く人々、天候…昨日とまったく同じなんてことはないはずです。
日々、変化している。
それに気付かないだけです。
それを意識してみる…「選択的意識」と言いますが、毎日、これをすることで気づく力は鍛えられると言います。
最近、僕は早朝6時30分から30分間、「あさ森」というZOOMの集いに参加して選択的意識を行っています。
主宰は、一般社団法人YORUMORIの河村 智行さんです。
この24時間で起きた、ちょっと嬉しかったこと、ホッとしたことなどを伝え合う気軽な会です。
思い出してみると、たった24時間でもたくさんあるんですよね。
でも、意識しないと何となく流れて「なかったこと」になってしまう。
幸せがあるのに意識できないのはもったいない。
選択的意識を始めて3ヶ月が経ちますが、だいぶ気づく力が向上したと実感しています。
(河村さんと山梨県内の森に行くイベントがあります。僕も参加しますので、興味がある方はコチラをチェックして下さい) https://www.facebook.com/events/933928123774582
今は非常に変化が激しい時代です。
以前のように、ゴールを決めて、そこまでの道のりを戦略的、直線的に進むという方法が通用しない場面が増えてきました。
変化に合わせて柔軟に道のりを変える必要がありますが、その時に気づく力に救われるのだと思います。
「最近、女性客が減ったな」
「毎週、第2土曜日にこの商品が売れる」
変化をいち早く察知して、常に最適化を行う経営が求められると思います。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!
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