不安の原因を自分の外側に見つけるのではなく、自分の内面に向けてみる
社会全体に不安が蔓延しています。
未曾有の出来事なので情報が錯綜して「大丈夫だ」と言う人と「ヤバい」という人と様々なので致し方ないとも思います。
「コロナ疲れ」なんていう言葉があっという間に広がりました。
僕は比較的、楽天家なのですがそれでも一抹の不安を感じながら毎日を過ごしています。
そんな時に、僕は東日本大震災の時を思い出します。
当時も大混乱でした。
犠牲者は何人出るのか?
経済はどうなってしまうのか?
自分の会社は…
不安な日々を過ごしていた時、当時お世話になっていたメンターからこんな事を言われました。
「あなたが感じている不安の原因を大震災に原因があると考えないことだ」
「大震災は『キッカケ』で、普段、自分の心に潜む不安が、大震災を機に増大したということ」
とても衝撃を受けました。
確かに、大震災が起きる前に、100%不安がない生活を送っていたかというとそうじゃなかった。
今回の騒動も同じだと思ったのです。
そして、当時、メンターから言われたことは、「そもそも心は不安定なものだ」ということでした。
だから心が乱れることに罪悪感を抱く必要はない。
ただ、大切なことは不安の原因を自分の外側に向けないことだと思います。
外側で起きている事はキッカケで、常に自分の内面の変化を観ることだと。
人は視点を同時に2つ以上持つことができません。
自分の為と他人の為は同時に考えることはできません。
外と内を同時に観ることはできない。
どちらを観るのが得かといえば、コントロールできる自分の方だと思います。
僕の友人たちは、皆んな政府の批判はしていません。
政府に不満がないわけではないのですが、話しをすると「この状態で自分がすること」だけを口にします。
そして「不安だよね」と正直に自分の内面を明かします。
そう言えるということは、自分の内面を観ているからです。
観るから心を制御できるのだと思います。
外ばかり見ると不安は増大してしまいます。
内を観て外を見ることで正しい判断ができると思う。
コロナ騒動をキッカケに、自分の心に潜んでいる不安要素を見定め、他人を責めずに自分にできることに集中する。
それが一番、得なことだと思うのです。
打つ手はたくさんあるはずです。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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