人気の職業でもないのに、モチベーションが高い人材が集まる会社がやっていること
僕は夢新聞を通じ、多くの出会いがあり、そこから多くの学びを得ています。
あ、夢新聞というのは、自分の夢が叶った未来の日付の新聞を手作りするものです。
こんな感じね。
今日は、人気のない職業でも憧れの職業になれるという話です。
良い人材が来ないという悩みの解決の糸口が見つかると思います。
子ども達に不人気の職業は…?
僕はこれまでに3076人の夢新聞を見てきました。
多くの子どもが「夢=職業」と考えているのですが、そうでなくてもOKで、「こんな人になる」という書き方もあります。
で、人気の職業ですが…
男子は圧倒的にスポーツ選手。警察官も多い。
女子は圧倒的にパティシエ。
将来の日本はケーキ屋さんで埋め尽くされるんじゃないかと心配になるほど(笑)
それを見て「歯医者になる」って子がいたけど生命力がありますね。
他にも女子に多いのは、CA(キャビンアテンダント)やモデル、デザイナー、美容師も多い。
さて、人気のない職業もあります。
新聞屋さんは1人だけ(泣)
政治家は1人だけいた、女子だった、がんばって日本を良くして〜。
その他にもゼロの職業はありますが、それは珍しい職業ではなくどこの街にもあるお店です。
当然、この結果は求人にも影響します。
人気のない職業は「お金のため」と割り切った人が来やすいから、モチベーションが低い傾向にあります。
喜びを提供する会社にはヤル気の高い人材が集まる
さて、たった1人、新聞屋さんになりたいと言ったのは女の子です。
その理由を聞くと、「自分も将来、夢新聞の講師になって感動を提供したい」とのこと。
オジサン、涙が出るくらい嬉しいよ。
でも、別に新聞屋さんじゃなきゃなれないワケじゃないんだけどね。
しかし、子どもに憧れられるってこんなにも嬉しんだと思いました。
その時に僕が気付いたことは、人に喜ばれる職業が憧れの職業になるということです。
僕の親友の石井康友さんは、東京のあきる野市でクリーニング店を経営しています。
徹底してお客様の喜びを創り出し、ファンを超えたサポーターがたくさんいます。
新店舗を作る際も、お客様が壁塗りなどの仕事に参画してくれるほどです。
成人した息子さんがいますが、「是非、親父の仕事を継ぎたい」と言ったそうですし、この地域で夢新聞をやったら「クリーニング店になる」という子もいると思います。
お客様に喜んでもらうことに真剣な会社は、お客様から支持されるだけでなく、憧れの職業になるから求人も楽になります。
そして、労働時間と賃金を交換するという発想ではなく、人や社会に貢献したいというモチベーションを持った人が集まるから、指示・命令をしなくても自発的に考え、創造的な仕事をします。
お客様に喜ばれる経営は理想論・キレイ事ではなく、繁栄の実務なのです。
カッコいい大人になりたいですね!
それでは今日もあなただけの価値を創造しましょう!
また明日。