道は未知。振り返った時にできる。なれる最高の自分へ繋がっていく

以前に、ある学者から面白い話を聞きました。
ＡＩについての話です。
「人が何か大きな挑戦をする時に、ＡＩはすぐに“不可能”と言う」

その理由はAＩは統計を分析するのが得意だからです。
例えば、資本力のない会社が新規事業で成功する確率を統計からはじくと低い確率になると思います。
その確率を見たら、小さな会社の社長はチャレンジする意欲が削がれてしまうかもしれません。

これが「ＡＩはすぐに“不可能”と言う」ということらしいです。

これからＡＩは飛躍的な進化を遂げますし統計に関しても膨大な情報が集まるので、簡単に不可能とは言わなくなるかもしれません。

というのも…
ここからが件の学者の話の面白いところなのですが「人には物語」があるということです。

例えば、ある人が事業で失敗したとします。
そこで諦める人もいると思いますが、失敗から学び将来、後に成功する人もいます。
当初たくらんでいた事業とは違うビシネスになった、そんな人も大勢います。

AＩがはじき出した数少ない成功者が、実は、以前に失敗した人である可能性が高いと思います。

僕には数多くの友人がいます。
中には１０年以上ご無沙汰という方もいます。
時々、「そういえば、あの人、今どうしているかな？」と思い出すことがあります。
そんな時はGoogle先生に聞きます。

すると、みんながんばっています。
当時と同じ商売をしている人もいますし、違う商売をしている人もいる。
形はどうであれ何かの分野でがんばっている…その確率たるや９５％以上です。
さらに、その９５％のうちの、ほぼ１００％が当時よりも変化・進化しています。

僕は、たくらみ屋の相棒、森本繁生から色んな事を教えてもらいましたが、その中でも「まずやる、後で直す」という言葉が一番好きです。

僕は、商売も人生も予定通りいかないものだと思っています。
特に、今の時代は予測不可能です。

だから、まずやる。
やると多くの場合、失敗します。
しかし、それは失敗ではなく「上手くいかない方法が分かった」という収穫だと思うのです。

後で直す。

これを繰り返すうちに上達するし、時に偶然の出会いが訪れると思います。
こうして道が拓けていく。
道は未知だと思います。
直しながら進んでいった、いつか振り返った時にできるものだと。

道は未知…人智ではなかなか描けないけど、最終的に「なれる最高の自分」に到達するのだと思います。

そんな風に生きていきたい、そんな事を思うのです。

それでは今日も素敵な１日をお過ごしください。

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