社員のヤル気の低さに悩んだ時は、まずは利害が一致しているかを確認する
経営者、マネージャーであれば、誰もが部下に高いモチベーションを持ってもらいたいと願います。
ところが、これが難しい。
上司の叱咤激励で上がったヤル気は3日で元に戻ります。
継続するヤル気は本人にしか解決できない課題だと思います。
同時に、本人の問題だが、環境を整えることは上司ができること、責任だと思います。
僕は「人は、生まれながらにして積極的だ」と考えています。そうでなければ言語を習得することはなかったと思います。
誰に命令されたわけでもないのに習得した、この事実から環境が大切だと考えるのです。
今日から3日間、モチベーションが上がる環境についてのシリーズ記事を書きたいと思います。
初日のテーマは…
「利害が不一致だとモチベーションは上がりづらい」
です。
人は、自分で意義があると感じた時にヤル気を発揮します。
あれほど仕事をサボっていたヤツが、子どもが生まれた途端に、人が変わったように仕事に打ち込んだのは、仕事の意義…家族の幸せのため、と意義を持ったからだと思います。
もし、仕事を頑張っも家族が幸せにならないとしたらヤル気は起こらないと思います。
「自分の行動が、自分の望みに繋がる」…そんな環境設定が大切だと考えています。
例えば、よくあるケースに、社長は売上を倍にしたいと考えているとします。
しかし、社員さんは積極的ではない。
その理由を聞いてみると「ただでさえ休みが少なく残業が多いのに、これ以上忙しくなったら、家族と過ごす時間がなくなる」と考えていたとします。
望みが統合されていないから自分事にはなりません。
自分事になっていない人間を動かすにはアメとムチが必要になります。
経営が複雑になるし、それに費やす時間も労力もコストもかかります。
さらに他人にコントロールされた人は創造的な仕事はできないよね。
賃金もそうです。
頑張って成果を上げても賃金がいくら増えるのかが分からなければヤル気は削がれます。
望んでいるものが違っていないか?
部下と対話する機会をつくってはいかがでしょうか?
ちょっと怖いけど、ズレたまま進むよりはマシだと思います。
それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!
明日は、モチベーション記事の2日目
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