儲かる会社、社員の自発性が高い会社には「たくらみ」がある
企業の活動はここぞという時に、一気に波に乗ることが大切だと思います。
経験があると思いますが、ウダウダしていたら情熱が立ち消えちゃったことがありますよね。
盛り上がるか?立ち消えるか?
明暗を分ける「臨界点」があります。
今日は、何か新しい挑戦をする方へ、それがムーブメントになるために大切なことを書きますね。
ムーブメントに火が付くには「たくらみ」が必要
ムーブメントが盛り上がるか?立ち消えるか?の臨界点を決めるのは、「みんな」がやっているかどうか?で決まります。
ここでいう「みんな」とは全員ではなく、全体の30%〜40%なんです。
これに関してはこの記事を読んでね!
「社員の行動に最も影響を与えるのは「周りの社員」である」
要するに、「よし!やったるか!」って人がこの割合を超えると、後は全体に広がるってわけです。
ただし100%にはなりません。
働きアリの世界でも働かないアリが2割くらいいるのと同じね。
最終的に80%の人が参加する、そんな構図になりますが、それで十分なのです。
で、この状態に持っていくには2つのポイントがあります。
1、やっている人が楽しんでいること
2、やっている人が周りを誘うこと
これらを満たすには、事業が「たくらみ」になっている事が大切です。
人間にとっての最大の関心事は人間
「たくらみ」とは「意図を持って仕掛けて成果を手にする活動」です。
そこには「フフフっ」と、思わずほくそ笑むワクワク感があります。
思わず皮算用しちゃう感じね。
事業がこのようになれば「やったるで!」と多くの社員が賛同してムーブメントが起きやすくなるのですが、「たくらみ」になっていない企業も多いように思います。
その原因は義務で仕事をしているからです。
社員の顔を思い浮かべて欲しいのですが、彼らは「早く描いた未来を実現したい!」と思って仕事をしているでしょうか?
それとも「しなくちゃいけない」で動いているでしょうか?
もし後者であるならば、ムーブメントは難しいと思います。
じゃあ、どうすればたくらみになるか?って話ですが、キーワードは「そうきたか!」です。
たくらんだ先にある、人の喜びや驚きの言葉です。
これがあるとたくらみになるのですが、その理由は「人間にとっての最大の関心事は人間」という事実です。
勿論、儲けることにも残業が減ることにも生産性が向上することにも関心がありますが、一番は人間に対する関心です。
儲けた時に、残業が減った時に、生産性が上がった時に…誰かが「ワオ!」と言ってくれる予感があれば、事業は「たくらみ」になる。
「このサービスをリリースしたら、お客さん、血相を変えて行列に並ぶだろうな〜」
「残業が減ったら、子どもたち、喜ぶだろうな」
そういう事がムーブメントを加速する要因だと考えています。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!