広げなくても「広がっていく」活動をする人が持っている基本発想とは?
よく「ご縁に感謝」という言葉を使いますが、それが単なる言葉のオシャレになっている事が多く、実践がされていないことが思います。
これを本当に実践した人が手にする「宝」があります。
今日の記事は先日参加した「福島ひまわり里親プロジェクト」の発表会で気づいた「広がる活動」について、自戒の念を込めて書きますね。
なぜ「福島ひまわり里親プロジェクト」は広がったのか?
まずは、「福島ひまわり里親プロジェクト」について簡単に説明します。
全国17万人以上が参加した同プロジェクトは、全国からヒマワリを育ててくれる「里親」を募り、福島から彼らにひまわりの種を送ります。彼らが自分の土地で育てたヒマワリの種を福島に送り、福島をヒマワリでいっぱいにしようという企画です。
福島復興のシンボルになっています。
1つの種が500個以上の種になるので、賛同者が増えると福島がヒマワリだらけになるという仕組みです。
さらに福島のヒマワリの種は、エネルギーとして福島県内でバスの燃料になるのです。
すごい発想でしょ?
この企画の成否を分けるポイントは「共感者、賛同者をどれだけ創れるか?」ですよね。
先日の発表会でも、この活動に共感した長野県内の主婦が、ご近所や地元の小学校を巻き込んでいく様子が発表されました。
その最大の秘訣が、冒頭の「ご縁に感謝」を本当に実践できるか?だと気づきました。
だって、いくら近所とは言え、いきなり「一緒にひまわりを育てましょう!」って言われても困るじゃん(笑)
声をかけた人と日頃、どれだけ人間関係を創ってきたかで決まりますよね。
つまり「ご縁に感謝」を本当に実践した人だけが、まわりを巻き込むことが出来ると思うんです。
そして、発表会の最後に、このことを痛感した出来事がありました。
ご縁を大切にした人だけが手にする「宝」
僕が会場を出ようとした時、牛山さんという実行委員会の男性が僕に「渡したいものがあるんです」と声をかけてきました。
それがこれ。
その方のお子さんが書いた、僕に宛てた感謝の手紙です。
実は、約2年前に、その子は夢新聞教室に参加してくれたんです。
とても楽しんでくれて、昨年のひまわりプロジェクトの発表会でも僕に手紙をくれた。
その時も「凄い子だな〜」と思ったんですが、今年は凄いを超え、感動しました。
こんな事、僕にできるかな?って。
そして、痛感したんです。
福島ひまわり里親プロジェクトは、こんな人たちが関わっているから全国に広がるのだと。
僕は思いました。
僕も夢新聞や秘密結社の活動をやっていますが、気付けば「広げる」という自分中心の発想になっていた。
彼らの活動は「広がる」ですよね。
根本的、本質的に違う、繁栄の理がそこにはあった、そう気づきました。
同時に、この発想は成果を上げるだけでなく、人が幸せな人生を送るために大切なことだという事に。
ご縁を大切にする…これを言葉の遊びではなく、本当に実践しなきゃね。
それでは今週も素敵な週にしましょうね!
また明日!