社員のヤル気と成果は、お客様に喜ばれる仕事をしているかどうかで決まる
社員が自発的に動くためには、言われなくても動きたくなるように仕事を面白くする必要がある、いつもそう考えています。
社員を教育しても自発性はなかなか高まりません。
仕事を変える方が手っ取り早いのです。
どういう仕事だったら面白いか?
今日はそんなことを考えてみました。
現場は正解を知っている。現場感覚は正しい
僕が、社員研修の依頼を受け現場を観察すると、ある共通項が見つかるんです。
それは、現場のスタッフはお客様に喜ばれることが大好きだということ。
今、お世話になっている会社もFBの投稿を見ると、お客様と仲良くなるための仕事が多い。
これは現場の正しい感覚だと思います。
「喜ばれることが楽しい」
そして、それが成果に繋がることを知っているからです。
現場から離れたお偉いさんの考えは理屈は正しいが、そうは問屋が卸さないって事が多いです。よくあるのが「足繁くお客様のもとに通い、ニーズを聞き出して、個々のお客様に合った提案をしなさい」ってやつ。
確かにそうだけど、そもそもお客様は会ってくれないし、会ってくれても自分のプライベートな情報は話してくれません。
そのことを現場スタッフはよく知っているから、まずは人間関係をつくろうとするわけです。
人間関係があるのとないのとではこんなにも差が出る
以前に、新聞店を経営する友人が食品を販売したことがあります。
その時の細かなデータを見せてくれたんですが、とても頷けるものだった。
1個900円ほどの食品なのですが、既存客には2.5%の反応がありました。
対し、新規客(お付き合いのないお客様)の反応率は、たった0.35%だった。
その差、なんと7.1倍!
その理由は明白ですよね?
人間関係があるかないか?です。
友人がその結果を見て気づいたことは「営業を仕掛ける時には、全てが決まっている」ってこと。
日頃から地域の方との関係性づくりが大切だということです。
人間関係を創るためには、相手に喜ばれることをしなきゃいけません。
自分の個性を発揮して「面白い人」「気になる」と思われないといけない。
簡単ではないが、とても面白い仕事ですよね。
そして、それが成果に直結する。
これが言われなくてもやる、自発性の源だと考えています。
さて、今日は旭川で指示ゼロ経営「販売を面白くするバージョン」です!
どんな出会いがあるか楽しみです!
あなたも素敵な1日をお過ごしください!