自分の魅力の種は、すでに内面に宿っている
人間的に魅力がある人っていますよね?
僕の友人にもたくさんいますが、彼らに共通することは「人間味」だと思います。
立派な人が魅力的か?といえば必ずしもそうじゃない。
成功している人というわけでもない。
僕は「素」が出ている人だと考えています。
さらに、その素が普段のイメージとギャップがあることだと。
今日の記事は成功した人、まだそうではない人、様々な人間観察から人間的魅力に迫りたいと思います。
ケース1 〜一代で数十億円の会社をつくったO社長〜
僕の取引先に、1代で数十億円規模の会社をつくった方がいます。
御年65歳、威厳ある存在感と包み込みような優しさを兼ね備えた方です。
以前に、弊社に来た時のこと。
帰った後に女子社員が「◯◯社長って可愛い」と騒いでいました。
どうしたの?と訊くと…本当に可愛い。
高級そうな靴の内側にマジックで名前が書いてあるんですよ。
フルネームで。
「きっと、懇親会で靴を間違えるから、奥さんに書かれたんだね」
社員一同、さらにファンになりました。
ケース2 〜強面の中小企業経営者Wさん〜
知人の社長は、すごく強面なんです。
色のついたメガネをかけているんですが、どう見てもカタギには見えない。
しかも、変なことで怒る性格で取り扱いが難しい。
その方と懇親会で同席したことがありました。
焼き肉屋さんで食べ放題のコースでした。
注文した肉がなかなか出てこなかったんですね。
Wさん、誰が見てもイライラして、ただでさえ怖い顔が般若のようでした。
空気が凍ります。
女子高生っぽいアルバイト店員が「遅くなってすみません…」と肉を運んできた時。
「おい!!」
一同、胃が縮こまる思い…
ところが口から出た言葉が…
「こっちは命がけで来てるんだから、もっと早く出してくれなきゃ困るよ!」
怒っているというよりも真剣に懇願しているという感じ(笑)
店員さんも我々も、笑いをこらえるのに必死でした。
「なんか可愛い」
そう思いました。
ケース3 〜とある超有名コンサルタント〜
新聞や雑誌などに頻繁に登場し、書籍も数多く出されているコンサルタントの先生です。
僕も一度セミナーに出たことがありますが、非常に有益な内容でした。
非常に科学的で分かりやすく、実践的な内容で、文字通り目からウロコが落ちました。
セミナーの中で、消費者の生活様式の変化に合わせ発信方法を変えていくという内容がありました。
具体的に言うと、スマホが普及が一段落して、さらにその先の対応をしていかなければならないという先進的な話です。
帰りの電車で、その先生と同じ車両になりました。
プライベートを露出しない方なので僕は興味深く観察しました。
バックをゴソゴソと漁り、おもむろに黒い物体を取り出した。
「最新デジタル機器か?」
CDウォークマンだった(笑)
すごく好きになりました。
今日ご紹介した3人は、いずれも狙ってやっているわけではないところがポイントです。
「素」
思わず出た「素」と普段の姿のギャップが魅力なんですね。
僕もよくありますが、人からどう見られるか気にしているときは、素ではないから魅力は出ません。
他人に媚びている時は出ない。
魅力的になろうとして、そうでない自分を懸命に隠すと逆効果なのだと思う。
「なる」ではなく「ある」
あなたの個性が魅力的に表現されるといいですよね!
それでは素敵な週末をお過ごしくださいね。
また明日!