長生きせず、長生きをする方法
先日、東京から友人が来たので、「いい会社をつくりましょう」の社是で有名な伊那食品工業に行きました。
廊下に「100年カレンダー」が掲げられていました。
この中に自分の命日があるわけです。カレンダーを前にすると、自然と「一度しかない人生、充実した日々を送ろう」と気持ちになります。
実は、こうした気持ちで生きることが長生きの秘訣と言われています。
心が充実すると健康になって…という話ではありません。
そういう効果もあるとは思いますが、今日の話は、密度の高い日々を送ると、「体感寿命」が長くなるということです。
体感寿命は誰にも経験があると思います。
時間感覚は脳で作られます。同じ1時間でも、心持ちによって長く感じたり短く感じたりします。
充実した日々を送ると、あっという間に時間が過ぎます。
しかし、時間が過ぎてみて、その期間を振り返ると、随分と長く感じるものです。
その理由は、通常であれば1年間で起きることが1ヶ月間に凝縮して起きると、脳は、その1ヶ月間を1年間に感じるからです。
体感的には12倍、長生きできるというわけ。
これが「体感寿命」です。
僕は、およそ1年前に新刊の出版が決まり、毎日、色んなことを考え、人に会いに行きバタバタした生活を過ごしました。
本が7月に発売されてからは、読書会や出版記念イベントでバタバタ。
この1年間は、感覚的には3年間くらいに感じています。
ちなみに、僕の周りには、体感寿命200歳くらいの方がたくさんいます 笑
体感寿命を長くするためには、何も出来事がたくさん必要というわけではありません。
大切なことは「心の動き」だと思います。
庭に咲いてる花を綺麗と感じたり、家族や仕事仲間に感謝したりすれば、それらはイベントになり生活の密度を高めます。
今日の記事を読み始めて、およそ90秒が経ちました。
きっと、あっという間だったと思いますが、記事を読み心が動けば、少しだけ体感寿命が伸びたかもしれません。
そうだとしたら僕も書いた甲斐があったと嬉しく思います。
僕は、実際寿命100歳、体感寿命200歳を目指します!
あなたは何歳まで生きますか?
それでは今日も充実の1日をお送り下さい!