自己研鑽・人材育成の目標は「無人島に連れていきたい人」になること
自分でも気付いていない、願望や本質に気づく「究極の質問」というものがあります。
Q:「人生最期に食べるとしたら何を食べる?」
迷いました〜
「鴨胸肉と冬野菜のフリカッセパートフィロ包み」とかではないよね?(笑)
多くの人が白いご飯とお味噌汁と答えるそうです。
Q:「もし、無人島に1冊だけ本を持っていけるとしたら何を持っていく?」
まさか、「賃金が上がる!指示ゼロ経営」ではないですよね?(笑)
(7月12日に発売になります。買ってね!)
Q:「人生最期の日に何をする?」という問いは、自分のミッションを探る時に便利です。
ちなみに、僕は仕事はしません。
家族と一緒に過ごします。
さて、本題の問いは…
Q:「無人島に連れていきたい人は?」です。
決して、「お金を持っている人」とか「競争力のある人」ではないと思います。
「体力がある人」
「知恵が働く人」
「サバイバル根性がある人」
実務的な能力を選ぶ人も多いと思いますが、長い間、無人島に一緒にいるとなると、別の視点が必要だと思います。
「互いに生き延びることを考えられる人」=「共創意識」という視点です。
自分だけが生き残ることを考える人とは行きたくないですよね。
この話を、企業の採用や人材育成に応用すると、大切なことが観えてきます。
厚労省の調査によると、企業が人材に求める力は、上位から次のように並びます。
「コミュニケーション能力」「基礎学力」「責任感」「積極性・外向性」「資格取得」「行動力・実行力」「ビジネスマナー」
「共創意識」は入っていません。
時代は、競争から共創へ移り変わっています。
競争は、一部の人が達成できる目標を設定すると自然と起こります。
共創は、みんなで力を合わせないと達成できない目標を達成すると自然と起こります。
企業はこれから、共創しないと解決できない課題に直面することになると思います。
社員には、厚労省が求めるような能力を、競争ではなく共創に使うという意識が求めらます。
その気づきを促す問いの1つが、「あなたは、仲間から無人島に連れていきたい人と思ってもらえますか?」です。
是非、今日の記事は社員さんと共有してください。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください!