お金に好かれまくっている「Uさん」から学ぶ「賃金が増えない問題」の解決策
1年ほど前に、当ブログで頻繁に紹介した「Uさん」という、僕の大先輩がいます。
とにかく、お金を引き寄せるオジサンなのです。
口癖は「財布の厚みも人格のうち」
商売の哲学は、「1円で仕入れたものを1万円で売れ」
最初にこの言葉を聞いた時は、「なんという守銭奴なんだ」と思いました。
しかし、Uさんの周りには、いつも人が集い、みんなが幸せになっていくのです。
長く付き合ううちに、単なる守銭奴ではないことが分かりました。
そして、僕はお金に対するネガティブな観念が変わったのです。
そもそもお金は媒介です。
運んでいるものは「価値」です。
価値は、モノの側にはなく、人間の側にあります。
どういうことかと言うと、価値とは人間が認めて初めて存在するものだということです。
例えば、僕は、数年前、出張中に風邪を引いてしまいました。
どうしてもやらなければいけない仕事があり、薬局に行きました。
しかし、どの薬を買うか、選べないのです。
なぜなら、POPには薬の成分と価格しか書かれていなく、素人の僕にはサッパリ分からないからです。
そんな中、ある薬局は素晴らしかった。
ある風邪薬のPOPにはこんな言葉がありました。
「風邪をひいた、でも仕事を休めな方へ!眠くならない風邪薬。今日1日を乗り切れます!」
価格も見ずに、迷わずレジに持っていきました。
多くのお店のPOPには、「モノの説明」が書かれていたが、このお店だけは「人の説明…僕がどうなるか?」が書かれていたのです。
価値は、モノの側にはなく、人間の側にあるとはこういうことです。
あの時、僕は、本当に困っていたから、この薬が5000円したとしても買ったでしょう。
僕が手に入れたかったのは、「今日1日を乗り切る」というコトだからです。
僕は、このPOP、この薬局に愛を感じたのです。
同時に、価格競争とは無縁だろうな、と思ったのです。
Uさんが言った、「1円で仕入れたものを1万円で売れ」とは、価値をつくれ!ということです。
人の役に立ち、喜ばれる商いをせよということを、少々、過激な言葉で伝えたのです。
そして、生まれた利益は、自分がつくり出した付加価値(他者の喜び)の物質的な証拠です。
少し大げさに言えば、「愛の証」と言えます。
だから、Uさんは、「財布の厚みも人格のうち」と言うのです。
ここ20年間、日本の賃金が上がっていないことが大きな社会問題になっています。
僕は、この問題は、今日の記事のような考え方と取り組みでしか解決できないと思っています。
見せかけだけ賃上げをしても、それは一時的な効果で終わると思います。
根本問題は、社会全体として「価値」を創り出すことだと考えるのです。
それは、欲に満ちた世界ではなく、愛に満ちた世界の創造です。
Uさんの過去記事はこちら。
これでは今日も素敵な1日をお過ごしください!
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