リーダーの目が曇っていると、評価されない部下がこんなにも出る

どうして部下は思うように動いてくれないのか?…リーダーなら一度や二度はそんな不満を持ったことがあると思います。

「もっと積極的に発言してほしい」
「もっと仲間に気を遣ってほしい」
「言われる前に行動して欲しい」

欲を言えばキリがないですよね。
でも、もしかしたらこう疑うことが大切なのかもしれません。

「部下が動かないのではなく、部下の活躍が見えていないのでは…?」

こういうケース、すごく多いんです。
その証拠に、嘆くリーダーの影でメンバーはこういっている事が多い。

「リーダーは私のことを見てくれていない」

このズレはどこから来るのかと言えば、リーダーもメンバーも「チーム内の役割を知らないから」…

役割を知ることが大切だと考えます。

良好な組織活動には14の役割が必要です。
が、14全部を説明すると本が1冊書けてしまいますから、今日の記事では14の役割を大きく2つに分けたものを紹介します。

2つとは…

「パフォーマンス向上の役割」
「メンテナンスの役割」

パフォーマンスの役割(以下P)は、文字通り組織が成果を出すための機能的な役割です。
例えば、解決のための意見を言ったり、意見をまとめたり、上手に合意に持って行くといった役割です。
いわゆる、「仕事がデキる人」ね。

対し、メンテナンスの役割(以下M)は、「優しい人」です。
仲間の気分を察したり、励ましたり慰めたりする、いわば保健室的な役割です。

僕の経験上、PとMが両方が高い人は本当に少数だと感じています。
偏りがあるのです。

そして自分のタイプで他人を裁いてしまうことが起きます。
P優位のリーダーは、部下にもPを求めてしまうのです。

しかし、その部下は(リーダーが気づかないだけで)Mの分野で大活躍しているかもしれません。

それを知ればリーダーは感謝できます。
そして感謝を浴びて育った人はすくすくと成長します。
また、仲間同士のリスペクトも生まれます。

こういうチームが成長しないはずがないと思うのです。

ざっくり2つの役割で良い。
この視点でメンバーを観ることだと思います。

ではでは今週も素敵な日々をお送りください!

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