こうも違う。昭和の経営と令和の経営
その昔、時任三郎さんが栄養ドリンクのCMで勇ましく「24時間戦えますか?」と歌っていました。
今ではパワハラ、ブラック企業認定で大変ですが、そういう時代もあったわけです。
その時代、私たちは黄色い液体を飲んでまで何を頑張ったのか?
最近、そんなことを思うのです。
「経済力=豊かさ」という構図だったと僕は解釈しています。
そして、経済力は大量生産・大量消費に裏打ちされた時代でした。
それが…
「たくさん作りたくさん売る」という、昭和人間の常識を覆すビジネスが最近、誕生しています。
その代表格が、1日100食限定のお店「佰食屋」です。
❚100足屋
僕の親友に愛知県刈谷市で靴店、「快足楽歩カンパニー おさだウイズ店」を営む、長田達郎さんがいます。
お店に行くとビックリ!!店内に靴が10足も置いていないのです。
まずはお客様の足を診ます。(しかも有料)
その上でお客様にピッタリな数足の靴をセレクト、さらに足に合うように加工します。
先日、長田さんの話を聞く機会があったのですが、「ウチは100足屋を目指す」と言っていました。
拡大再生産の原則から解放されています。
❚店舗スペースを無駄遣いする眼鏡店
僕のメガネは東京、虎ノ門にある「西島眼鏡点」で作ってもらいました。
東京の一等地にあり非常に贅沢なスペース活用をされています。
なんと2階がコミュニティスペースになっているのです。
多くの人に「普通だったら商品を陳列するでしょ?せっかくの“売り場”、しかも一等地なのに信じられない」と言われるそうです。
大量販売とは対極をなす、顧客との関係性を重視する経営です。
❚効率性、合理性を追求しない方が良いケース
最近、あるホテルで少しですがガッカリした出来事がありました。
家族旅行で定宿にしているホテルには利用金額により会員のグレードが3つ設定されていて、僕は一番上のグレードで「プラチナカード」を持っており、駐車料金が無料、チェックアウトが13時などの特典があります。
チェックイン時に提示すると宿泊カードにサインだけでOKで、提示するのが密かな楽しみでした。
カッコいいでしょ?フロントでサッとカードを出すって。
が、最近、提示不要になったのです。
まあ、データベースで管理されているから当然といえば当然です。
が、あの瞬間…サッとカードを出す体験がしたいのよ!!
ムダを省き合理的にすれば良いってもんじゃない、そんなワガママを言うのも昭和の価値観故かもしれませんね…笑
昭和から平成、そして令和へ、豊かさへの考え方はさらに変わると思います。
さて、リゲイン飲んで頑張らなくちゃw
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