行動したその瞬間から組織が活性化する2つのアクション
立場に関係なく自由に発言できる組織には未来があります。
こういう組織は問題にフタをせずに表面化しますし、課題に対し三人寄れば文殊の知恵が出やすいです。
仲間への信頼があり「この仲間とならどんな事でもできる」と思えるから挑戦もできます。
目指したい理想の姿ですね!
しかし、一方でいつも重苦しい雰囲気の組織もあります。
互いに変に気を遣い妙な緊張感が漂う、肩が凝るような雰囲気ね。
外部の人間である僕が会社に入った瞬間に、その重苦しさが分かる組織もあります。
中には人間関係に深刻な問題を抱えているところもありますが、多くの場合、ちょっとコミュニケーションを変えるだけで解決します。
それは…
発言している仲間を見る。頷く。
たったこれだけです。
実は、僕が企業や学校に研修に入った時に、一番最初に確認するポイントです。
アイコンタクト&頷きがあれば、後は課題の設定と会議進行の技術でなんとでもなるのです。
逆に、これが出来ていない場合、様子を見ます。
大抵、話し合いがスムーズに進みません。
みんな話しづらそうなのです。
だから僕から正直にお伝えします。
「反応が薄くて話しづらくないですか?」と。
別に悪気があるわけではなく、そういう習慣がないだけのケースが多いので、その場で改善してもらいます。
プラス、もう1つ。
「良いか良くないか?」の意思表示をする習慣です。
会議中に誰かが、「これで良いかな?」と聞いても、結構多くの人が意思表示をしません。
多くの場合、「これで良いかな?」と聞くのは上司や先輩社員の場合が多いのですが、上司でさえ反応の薄さにはストレスを感じます。
社長だって嫌だよね?
アホにみたいに簡単なのですが、たったこれだけで本当に雰囲気は良くなります。
ちなみに以前、僕が経営した会社の社員はみんなプレゼンが上手でした。
その理由は、プレゼン力が高いのではなく、みんながプレゼンを受け止めてくれるから心を込めて話せる、たったそれだけなのです。
ちなみに僕も話しやすかった。
雰囲気をナメてはいけません。
心理的安全性という組織繁栄の基礎に影響する大事なのですから。
というわけで今日の記事は全社員で回し読みしてください。
そして、「アイコンタクト&頷き」に関するミーティングを、アイコンタクト&頷きをしながら話し合ってください。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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