社員のヤル気に火がついた、たった19文字の投稿
まだ十分に組織が育っていない段階では、社長が口にする「ひとこと」には大きな影響力があります。
ちなみに育ってしまうと、メンバーが自分の意思で動くから影響力は薄れていきます。
指示命令を出しても反論するかスルーされるとか 笑
十分に育っていない組織にとっての最も大きな課題は行動力です。
スキル、知識、経験よりも「まずはやってみる」という行動力が欠如していることが多い。
やってみた結果、失敗したらそれで良いじゃないですか?
やった人間にしか分からない事…例えば、そのやり方では上手くいかないことが分かれば収穫です。
次に活かせば確実に、一歩成功に近づきます。
しかし、その一歩が踏み出せない。
これまでに失敗を咎められた経験があるか、恥をかいた経験があるか、行動を恐れるのです。
だから組織が育つ過程では、リーダーが「行動しても良い」「行動しよう」と促すことが大切だと考えるのです。
その方法は2つあります。
1つは、行動が必要な背景、理由を共有することです。
例えば僕が新聞店の社長時代、新聞読者の減少に危機感を持っており、新しい業態に変える必要に迫られていました。
その際に、僕が口酸っぱく言っても危機感は共有されませんでしたが、決算書を見せ説明したら一発でした。
もう1つは「応援」です。
例えば、僕の友人、ソウル五輪女子柔道の銀メダリスト、江崎史子さんの師匠がそうでした。
試合が始まってしまうと技術的なアドバイスよりも気持ちの問題が大きいと言います。
江崎さんの師匠が試合中にかける言葉は、いつも「いいぞいいぞ行け行け」だっと言います。
今、研修でお邪魔している企業の社長もそう。
先日、社内のSNSに社員さんが何かを提案したのに対するコメントがこれ。
「面白いですね。ためらわずやりましょう。」
気持ちがノッてますよね。
応援してますね。
偉そうな評価ではなく、「行け行け!」と言っているわけです。
句読点を入れて19字のこのコメントを見た社員さんたちはとても嬉しそうでした。
まだ十分に組織が育っていない時、リーダーのひとことは重要です。
あなたの言葉は社員さんを勇気づけているでしょうか?
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