過去、現在、未来が共有できた時にチームは1つになる
学校の体育館の壁には素晴らしい金言が貼り出されています。
僕の母校には「過去に感謝、現在に信頼、未来に希望」という、ドイツ人哲学者 オットー・ボルノーの金言があります。
子どももの頃は何とも思わなかったのですが、今では深いな〜と思うのです。
人生を切り拓く際にも役立ちますが、チームワークを形成するのにも役立つ知恵だと考えています。
チームワークとは、1人では実現できない未来を創るためにあるものだと思います。
だから、僕は、みんなが実現を望む未来を描き、実現を約束すればチームワークが高まると思っていました。
しかし、実際はそうじゃないことが分かりました。
過去→現在→未来を共有することが大切なのだと。
チームワークが良い組織には信頼関係があります。
「この仲間なら成し遂げられる」という信頼です。
この信頼関係なくして未来は創れないし、そもそも創ろうという気にもならない。
よく、「何をやるか?よりも誰とやるか?」と言いますが、信頼し合える仲間だから目指すものを実現したいと思えるんじゃないかな?
好きなヤツとは飲みに行きたいけど、嫌いなヤツとは行きたくない、そんな感じ。
だから、未来を描く前に信頼関係をつくる必要があるし、そのためには互いを深く知ることが必要です。
人間関係構築の原則は「接触頻度と自己開示」と言います。
親友って付き合いが長いから互いの過去をよく知っています。
一方で、付き合いが長いだけの知り合いもいます。
要は、付き合いの長さじゃなく、互いの生い立ちなどを深く知っているかどうかだと思うのです。
僕は2年前に知り合った親友がいますが、出会った当初、酒を飲みながら互いの生い立ちや、そこからどんな価値観を持つに至ったのかを語り合いました。
付き合いは短いですが、彼とは大昔からの親友のような気がするのです。
これは社内の仲間にも言えると思います。
同じ職場で働いていても、意外と互いのことを知らないものです。
たまにで良いので、互いのプライベートなこと、生い立ち、どんな価値観を持っているか…そんな情報交換をすることが信頼にもとづくチームワークの第一歩だと考えています。
そんな仲間で素晴らしい未来をつくる。
過去→現在→未来を共有することが大切だと思うのです。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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