後継社長が事業を引き継ぐとは、業務ではなく覚悟の引き継ぎである

後継者長は先代からバトンを受けることから全てが始まります。
しっかりバトンを受けないと出走できない。
逆に、受けたら自分の道をひた走るだけです。

今日は、バトンを受けるとはどういう事か?について考えたいと思います。

役職だけで本当にバトンを受け取っていない社長

バトンを引き継ぐとは、業務内容ではなく「覚悟」だと思います。
ええ〜!?いきなり精神論?って思いました?(笑)
でもね、これだと思うんです。

僕は運が良いのか悪いの分かりませんが、覚悟せざるを得ない状態で引き継きました。
余命半年を宣告され、業務の引き継ぎがまったくできなかった。
会社は決して良い状態ではありませんでした。
それを父のせいにした事も何度もありましたが、それをしても現状は何も変わりません。
もう諦めるしかなく、それが受け入れることだと知り、1年ほどで決断ができました。
いや、1年もかかってしまったのです。

先代が存命の方が難しいのかもしれません。

僕の先輩は先代が会長に退いたのですが、現場で口を出すのでやりづらそうでした。
いつも「もっと良い状態で渡して欲しかった」と嘆いていましたが、それってまだバトンタッチしていませんよね?
うるさいと思いながら、どこかで依存しているから文句が出るのだと思います。

バトンとは覚悟のことである

僕の友人で、見事な事業継承をした人がいます。
株式会社キングラン東海の原田浩史さんです。
彼は、社長に就任する前(専務時代)先代を否定することで自分を大きく見せようとしていたそうです。

彼は衝突や軋轢を経験した上で覚悟を決めたのだから、言うことに重みがあります。

「第一走者を追い抜こうとしていた」

先代からバトンを受け未来に向かい走るのが自分の役割なのに、第一走者と競争をしていたというわけ。
すごく深い気付きだと思います。

2代目、3代目の後継社長の最初の仕事は、先代からしっかりとバトンを受け取ることです。
それは覚悟を決めること。
もう、何があっても先代のせいにしないこと。

全てを受け入れ、感謝し、その上で自分の歴史を創っていくことです。

僕は先代との衝突や軋轢は経験していないから、それに悩む人の気持は分かりません。
バトンタッチの形は様々ですが、覚悟からすべてが始まる、それだけは間違いなく言えることです。

それでは今日も素敵な1日をお過ごし下さい!

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❚開催日程・ 主な内容・ゲスト紹介

2024年6月26日(水) 「頭の痛い賃上げムードを追い風にする新発想」

指示ゼロ経営の基礎に加え、昨今社会課題となっている「賃上げ」を扱います。賃上げをしないと採用や雇用に悪影響を及ぼす懸念から、業績が伴わない「防衛的賃上げ」を行い倒産した企業が激増しています。正しい賃上げの実務を知るとともに、「賃上げムードを企業力向上の追い風にする」ヒントを得ることができます。

開催要項
■日時:2024年6月26日(水)19時30分〜21時30分
■主催:株式会社Tao and Knowledge
■開催形式:Zoom(お申し込みいただくとZoomのURLをお送りいたします)
■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge)
■ゲスト:大沼恭子さん(クリーロ企業文化研究所代表)プロフィールの詳細はこちら
■参加費:3300円(税込)

ゲスト
クリーロ企業文化研究所代表
大沼恭子氏

❚過去開催の録画アーカイブをご購入いただけます。

指示ゼロ経営の実務に加え
中塚 緑さん(オフィス緑)をゲストに迎え
「PDCAは『P』ではなく『S』から
始め『S』で終わると人材が育つ」
というお話をしていただきました。

指示ゼロ経営の基礎に加え、今回は、
ますます高まる賃上げムードに
どう対応するか?を考察しました。
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▼公開セミナーで学ぶ

次回は2025年5月を予定しています。

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▼社内研修・期間限定顧問契約・講演会

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2025年の開催を受付中。

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リーダーが何もしないとうまくいく。指示ゼロ経営

▷セミナー、イベント、社内研修のお知らせ

社内研修、および期間限定顧問契約のご依頼はこちら
みんなで学び一気に指示ゼロ経営の文化を創る。
現在「社内研修」を1社受け付けております。「期間限定顧問契約」は現在受け付けておりません。(2024年12月再開予定)

講演会を開催したい方
所要時間90分。経営計画発表会や新年決起大会の後に!
・自発的に働く意義と愉しさが体感できる。
・事例9連発!「自分たちにもできる」と行動意欲が高まる。

新春 未来創造大会2024

2024年2月3日(土)オンライン開催

鮮明な未来のイメージを心にインストールする

脳は「自動目標達成装置」と言われています。あなたが未来をイメージした時に
「実現した」と錯覚するようなワクワクを感じればマインドセットは完了です。
脳が、その未来に向かい活動を開始します。

未来創造大会では、未来のイメーを未来に出される「未来新聞」で描きます。
新聞の形にすることで、物語性が生まれ臨場感が生まれます。
歴史の教科書を読んでも頭に入らないのに、歴史マンガだと、スルスルと入ってくるのと同じ効果もあります。

未来デザインの秘訣

あなたの成功を喜んでくれる、あなたの大好きな人の姿をイメージする

「繁栄の理」に適った未来を描く。今年のテーマは「豊かさの未来」です

2024年のテーマは『未来の豊かさ』です!

豊かさは、時代とともに進化します。例えば、服で言えば…
「寒さを凌げる服が欲しい」→「より着心地の良い服が欲しい」→「ブランドものが欲しい→「自分らしい服が欲しい」
より「心の豊かさ」に移り変わっています。このことは、生活者にも、社員にも言えることです。

現代人は、さらに、もう一段階高い欲求に向かおうとしており、すでに体現している企業もあります。
それは「取引」(ギブ・アンド・テイク)を超えた「贈与し合う」関係…ギブ・アンド・ギブの関係で成り立つ経営です。
次世代の「豊かさ」を知らずして経営政策を立てることはできません。

創造大会では、米澤晋也の最新の研究調査を共有し、それをもとに自分ができることを考えたいと思います。

開催要項

開催日:2024年2月3日(土)
時間:13:00~17:00(開場 12:50)
会場:オンライン( ZOOM
講師:米澤晋也 http://www.shijizero.jp/
参加費:11,000円(税込み)

お申し込みは下記フォームから

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経営計画発表会や決起大会の後に。気持を高め良いスタートを切るために。

指示ゼロ経営講演会

❚講演を聞くことで生まれる意識の変化

◉自分たちで課題を見つけ、知恵を出し合い、役割分担を決め行動し解決する必要性と愉しさが分かる。

◉みんなで話し合い、三人寄れば文殊の知恵を出す効果と愉しさが分かる。

◉チームワークが良いと仕事が早く進み、生産性が向上することが分かる。

◉リアルな事例から学ぶことで「自分たちにもできる」という気持ちになり行動意欲が高まる。

今日からできる実践アイデアを得ることができます。

DSC_5369

❚以下の6項目を90分〜120分間で講演いたします

・自分たちで課題を見つけ協働する「自走する組織」とは?

・自走する組織になると、組織と個人にとってどんなメリットがあるか?

・体験ワーク:チームワークが時間短縮と生産性に与える好影響を体験する。

・グループワーク:みんなで知恵を出すとこんなにも素晴らしいアイデアが出る!

・実践事例9連発!「自分たちにもできる」と希望を持つ。

・今日からできる実践アイデアを考え、仲間と共有する。

※講演の後に「体験ゲーム」を追加することができます。

実際に指示ゼロ経営を体験することで、より深い学びが実現します。
非常に盛り上がり、参加者同士の人間関係が深まります。

ゲームは2種類あり、下記のどちらか1つを追加できます。

②チームワークゲーム(およそ60分間):チームワークを肌で感じるワークです。4人〜6人ほどで取り組みます。1人1人が全体の成果を意識すれば達成できるが「自分だけ良ければいい」という考え方をすると難航するゲームです。

※体験ゲームをご希望の方は「お問い合わせ、ご依頼内容」欄に
「体験ゲーム希望」とお書き添え下さい。

受講された社員さんの感想

あっという間に終わりました。最初に「指示ゼロ経営」と聞いた時には怪しいと思ったが、自分たちで課題を持ち、知恵を出し合い助け合う経営だというう事が分かりました。そんな風に働けるととても成果が出ると思いました。

「自分たちで考え行動する」と聞いた時は、 責任を押し付けられるような印象を持ちましたが、そうではないことがわかりました。最初は身近なことから、みんなの知恵で仕事を改善していきたいと思います。

貴重な講演、ありがとうございました。話を聞き、私のチームでは、すでに指示ゼロ経営になっていると感じました。 今日の話をメンバーと共有して、さらに良いチームにしていきたいと思います。

❚開催要項

■開催形式:対面形式(リアル会場)か、オンライン開催が選べます。
※どちらの場合も講演料は同じです。

■所要時間:120分(基本講演の所要時間、途中休憩を挟みます)
※90分間に短縮できます。その場合も料金は変わりません。
※体験ゲームを追加した場合、60分が追加されます。

■受講人数:人数制限はございません。

■講演料:基本講演で22万円(税込み)
※体験ゲームを追加した場合、11万円(税込み)が加算されます。
※別途、交通費と、宿泊が必要な場合は宿泊費がかかります。

■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge代表)

■お申し込み、お問い合わせは下記フォームよりお願いします。

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