行き詰まった時は、シンプルに自然の流れに沿ってみる
僕は、行き詰まったり悩んだ時には、いつもシンプルな思考に立ち返るようにしています。
それは、「自然の流れの中にいる」という思考です。
この世は自然の法則に支配されていると思います。
全ての起きることは自然の因果で、起きるべくして起きていると。
その上で、自然の流れに沿うように修正するのです。
事例でお伝えすると分かりやすいと思います。
例えば、「仕事の意義」「企業ミッション」などを考えた時期がありました。
バシッと言語化して額に入れて飾りたくなる。
色々と勉強をして考えたのですが、そういう時ほど自然の流れから外れるんですよね? 笑
流れから外れたところで自分中心で考えてしまう。
そうなると、一応、格好はつくのですが、何かシックリと来ないんですよね。
その時に思ったのが、「そもそも意義はある」ということです。
だって、今、お客様がいるから事業が成り立っているわけで、お客様がいるという事は、何かしらのお役に立っているはずなのです。
じゃあ、今いるお客様に喜んでいただけることに徹しようとなりました。
とても自然なことだと思います。
そもそも人間は、人に喜ばれることが大好きな生き物です。
社員に「1件でも多く営業をしてこい」と言うよりも、「お客様に喜ばれることをしよう」と言ったほうが自然の理に合っていると思います。
営業に行かせる事にはすごく苦労しましたが、喜ばれる事はすんなりと受け入れてくれました。
とても自然なことだと思います。
喜ばれることをしていると、同時に、お客様の困り事などを知ることができるようになりました。
ならば、それを解決しようとなりました。
例えば、交通手段のない高齢者は年賀状を出すのも一苦労です。
ならば、年賀状のデザインから印刷、宛名書きまでしてポストに投函するというサービスを思い付きました。
このようなサービスは1人の社員が発案したとしても、全てを1人でやることはできません。
そこで仲間に相談すると、「それは素晴らしいアイデアだ」となり、今いるスタッフで少しづつ役割を分担してやるようになりました。
気がつけば、あれほど苦労しても実現しなかったチームワークが出来上がったのです。
とても自然なことだと思います。
そして、気づけば、今では行政から委託を受け、地域づくりの事業やホテルの経営までやるようになりましたが、これらは狙ってやったというよりも自然の流れでそうなったのです。
僕は様々な企業を見てきましたが、長く繁栄する企業には、こうした自然の成り行きで進化した企業が多いと思います。
勿論、これが唯一の正解ではありませんが、変化が激しい時代の、1つの行き方だと思っています。
行き詰まったり悩んだ時には、「自然の流れの中にいる」と考えてみるのも良いかもしれませんね。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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