やると決めたが、気づけば「なかった事になっている」を防ぐ方法
スピードが求められる時代です。
僕にはこんな経験がありますが、あなたにもないでしょうか?
何かを決めたは良いが、なかなか実行できずに気がつけば「なかった事」になっているという経験です。
実行が遅れる原因は、社内の調整や会議に時間がかかることが多いと思います。
最初の熱い気持ちが冷めちゃうんですよね?
この傾向は小さな会社に多く見受けられると感じています。
良く言えば「柔軟」、悪く言えば「いいかげん」なんですね 笑
僕が経営してきた会社でもそんなことが多発しました。
そんな時に、師匠が、物事を成就する秘訣として「プロトタイプ」という考え方を教えてくれました。
やると決めたら、できるだけ早く、小さくても良いので「手応えを得られる形」を作ることです。
例えば、僕の会社では、20年前に手作り新聞を発行しようというアイデアが出ました。
でも、どういう構成にするか?編集ソフトは何を使うか?…まったくの無知で、何から始めたら良いかわかりませんでした。
そんな時に、運良く出入りの業者の担当者が作り方を知っていたのです。
アイデアが出てから1週間以内に、担当者に手伝ってもらい雛形が出来たのです。
そのおかげで翌月には第一号を発行することができました。
手作り新聞は20年間続いていますし、今や会社のあらゆる活動のプラットフォームになっています。
「これだけは止められない」という位置づけなのです。
もし、その担当者がいなかったら「時間がある時に調べよう」なんて事になり、なかった事になっていたと思います。
プロトタイプを作るかどうか?でその先が拓けるかが決まると言っても過言ではないと考えています。
小さな会社には綿密な計画力はありません。
例え計画したとしても、外部環境に振り回され計画通りに行かないことが多いですしね。
だから「ここまで到達すれば、後は続く」というプロトタイプを作ることが現実的だと考えています。
気がつけばなかった事になっていた…でも、実行していれば会社を変える事になった…
こんなにも勿体ないことはないと思います。
雛形を作る
ユニフォームを作る
イベント会場をおさえる
方法は様々だと思います。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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