この偶然の出会いと偶然の一致の先に何があるのだろうか?
先日、書家の金澤翔子さんの個展に行ってきました。
金澤さんは日本を代表する書家なのですが、生まれつきの障がい(ダウン症)があります。
NHKの大河ドラマ「平清盛」のタイトルを書いた方です。
建仁寺にある国宝「風神雷神」の屏風の隣に、それをモチーフにした書が飾られています。
一度、生で書を見たいと思っていたところ、地元での開催ということで仕事の合間に行ってきました。
テレビでは何度も見ましたが、やっぱ実物は違うわ。
迫力と言ってはありきたりですが、字が踊っているというか、本当に躍動して見えるんですよ。
でね、買っちゃったんです。
見た瞬間に、この作品と出会うためにここに来たんだ!って思った。
僕の主宰する指示ゼロ経営のコミュニティは一応、秘密結社ということになっています(笑)全然、秘密じゃないし(笑)ブログもFacebookもやってるんだけどね(笑)
秘密結社の名前は「Tao and Knowledge」と言います。
「Tao」は老子の思想「道」のことで、自然の流れに身を委ねて生きる様を言います。
金澤さんはまさにタオの人で、言葉の持つエネルギーをそのまま書にします。
上手に書こうとか評価されたいとか、そういうものが一切ない。
勝ち負けという発想自体が最初からない。
ただあるのは、字が持つエネルギーを表現することで見た人に喜んで欲しいという純粋な思いです。
って、彼女のことを知っているわけじゃないけど、作品を見れば僕のような素人でも分かるくらいなんです。
そしてね、僕は夢新聞という活動をやっています。
自分の夢が実現した、その日に出される、自分の活躍を伝える新聞を、今書いちゃおう!っていうものです。
今は、認定講師を育成する協会「一般社団法人ドリームペーパーコミュニケーションズ」の代表をやっています。
で、認定講師(パートナー講師と呼んでいますが)のことを「伝でん夢師」(でんでんむし)と言います。
夢新聞は、合理的に夢を叶えるためのツールではなんだよね。
その様に誤解されるけど…自分が「何をもって、何を成す、何者なのか?」それを自分で問うためにあります。
自分にとって一番自然なあり方、「道」を探すためのツールなんです。
で、よく見てください。
金澤さんが書いた「道」ってでんでんむしに似てませんか?
「これは僕が持っているべき作品なんだ」って思いましたよ。
こういう出会いって、何かあると思うんです。
何があるんだろう?
って考えること自体、タオイズム的じゃないんだけどね。
流れに身を任せ、自分の「道」を歩いて行こうと思いました。
愉しくね。
では、今から飛行機に乗って沖縄に行ってきます!
よい週末をお過ごしください。