業績が良い会社は、打ち上げを上手に活用し人と組織を育てる
プロジェクトの終了時にはセレモニーが必要
2週間連続の打ち上げが終わりました。
って、何の打ち上げかって、息子の大学合格の打ち上げです(笑)
流石に14間連続だと疲れるわ…
ちょっと極端ですが、僕は打ち上げを大切にしています。
その理由は、そうしないと脳の習性上「終わった」と認識できず、ズルズルと引きずってしまうからです。
次のステップへ悪影響が出てしまう。
時代劇でも「これにて一件落着!」って言いますよね?
あのひとことが無いと気持ち悪いでしょ?
仕事でも同じだと思います。
例えば、会議の最後に司会者が「今日は、○○な課題が解決しました!ありがとうございました!」というだけで気持ちが違います。
メンバーが拍手をするとなお良しです。
僕は、このことを「セレモニー」と呼んでいます。
仕事をしたらセレモニーが必要。
特に、長期間のプロジェクトには欠かせません。
期間が長いと疲労も溜まります。プロジェクトが成功するとは限りません。
そんな時に、次への英気を養うためにもリセットが必要だと考えます。
セレモニーは飲み会(打ち上げ)でも良いのですが、どうせなら人と組織が育つように仕掛けたいものです。
それを可能にするためには、セレモニーをプロジェクトの最後に設定する物語です。
プロジェクトを、人とチームが育つ舞台にしてしまう
僕が社長を務めた新聞店で、チームが育つまで8年間ほど取り組んだプログラムをご紹介します。
現在、社内研修でお世話になっている企業さんで、このプログラムを進行中ですが、とても効果が高いです。
1、プロジェクトが成功した時に社員が得るものを確認する
まずはプロジェクトの計画立案の前から物語は始まります。
プロジェクトは会社事ですが、それが実現した時に、社員1人1人がどんなモノ・コトを手にしているかをイメージし、各自に発表してもらいます。
これは「望みの統合」と言い、会社の望みと個人の望みを統合させることで、プロジェクトを自分事と捉える効果があります。
2、全員参加で因果関係図をつくる
指示ゼロ経営では立案の段階から社員さんに参画してもらいます。
プロジェクトを成功するために必要な要件をワイガヤで挙げます。
これを因果図にします。
つまり「これと、これと、これをやったら、絵に描いた餅が食える餅になる」と因果関係が可視化できるわけです。
実際にやると当初描いた因果とは変わってくるものですが、社員さんが参加しているので修正が楽です。
修正をリーダーが1人でやると、部下は「リーダーがまた違うことを言い出した」と不満を持ちます。
3、役割は立候補で決める
因果関係図をつくる作業は、同時に役割を決める作業にもなります。
アイデアを出した人が立候補し担当者になることが多いからです。
4、進捗の見える化
人は手応えを実感できないと飽きたり嫌になってしまいます。
そこで、進捗を可視化します。
簡単な方法としては、描いた因果図に「完了」のスタンプを押していくことです。
5、各人の実践を共有し学び合う
どんな組織も2:6:2で成り立つと言われます。
プロジェクトが始まると、最初にイノベーションが果敢に行動します。
その姿を全員に共有すると、それに続く人が現れ、徐々に増えていきます。
実践者の取り組みの詳細を社内報などで共有すると、他の社員が学べます。
そして、数々の実践がセレモニーで登場するのです。
6、セレモニーでは1人1人の実践にスポットを当てる
セレモニーの役割は次への英気を養うことです。
そのために、プロジェクトが成功してもしなくても、社員1人1人に感謝の言葉を述べます。
これ、実際にやるとすごく難しいんです。
なぜ難しいかと言うと、具体的な感謝の言葉が見つからないのです。
「がんばってくれてあるがとう」くらいしか言えません。
無理もありません。
リーダーがだって全員の具体的な実践を把握しているわけではないから。
そこで、社内報などで共有された実践事例が役立つのです。
具体的な出来事を添えて伝えると、感謝する側も心が動きますし、感謝された人は胸が熱くなるでしょう。
感謝の気持ちは、リーダーから言葉で伝えても良いですし、動画を作って映し出すのも効果的です。
僕は、いつも動画を活用しました。
BGMの上に、全員の実践と僕からの感謝のメッセージが流れます。
いかがでしょうか。
プロジェクトを、人とチームが育つ舞台にしてしまう、そんな事が可能なのです。
それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
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魅力的なビジョンは、人間が持つ素晴らしい面を顕在化する力を持っています。
❚ワークショップのメリット
このワークショップは、自社のビジョンと、ビジョン実現までのプロセスを
「未来の日付の新聞」の形で表現することで、ビジョンに物語性が吹き込まれ解像度が高まります。
また、作成に社員さんが参画することで、ビジョンを「自分事」にする効果があります。
ビジョンの解像度が鮮明になりリアリティが生まれる。
社員さんがその実現を強く望み、自発性が生まれる。
社員さんが経営計画を自分事と捉えるようになる。
❚プログラムの内容
「全員参加で」会社のビジョンを具体化したイメージを「未来の日付の新聞」に描きます。
経営計画書がある場合、それをもとに作成します。
「新聞に載るような話題性、社会性」という思考軸で描くことにより、自然と事業ミッションが意識されます。
ビジョンの解像度を高め、社員さんがそれを自分事にするために、以下の登場人物を新聞に登場させます。
❚開催要項
■所要時間:およそ5時間
■受講人数:50人以内。
※51人以上の場合はご相談ください。
■講演料:385,000円(税込)
※別途、交通費と、宿泊が必要な場合は宿泊費がかかります。
■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge代表)
■お申し込み、お問い合わせは下記フォームよりお願いします。
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❚開催日程・ 主な内容・ゲスト紹介
2024年6月26日(水) 「頭の痛い賃上げムードを追い風にする新発想」
指示ゼロ経営の基礎に加え、昨今社会課題となっている「賃上げ」を扱います。賃上げをしないと採用や雇用に悪影響を及ぼす懸念から、業績が伴わない「防衛的賃上げ」を行い倒産した企業が激増しています。正しい賃上げの実務を知るとともに、「賃上げムードを企業力向上の追い風にする」ヒントを得ることができます。
開催要項
■日時:2024年6月26日(水)19時30分〜21時30分
■主催:株式会社Tao and Knowledge
■開催形式:Zoom(お申し込みいただくとZoomのURLをお送りいたします)
■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge)
■ゲスト:大沼恭子さん(クリーロ企業文化研究所代表)プロフィールの詳細はこちら
■参加費:3300円(税込)
ゲスト
クリーロ企業文化研究所代表
大沼恭子氏
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所要時間90分。経営計画発表会や新年決起大会の後に!
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新春 未来創造大会2024
2024年2月3日(土)オンライン開催
鮮明な未来のイメージを心にインストールする
脳は「自動目標達成装置」と言われています。あなたが未来をイメージした時に
「実現した」と錯覚するようなワクワクを感じればマインドセットは完了です。
脳が、その未来に向かい活動を開始します。
未来創造大会では、未来のイメーを未来に出される「未来新聞」で描きます。
新聞の形にすることで、物語性が生まれ臨場感が生まれます。
歴史の教科書を読んでも頭に入らないのに、歴史マンガだと、スルスルと入ってくるのと同じ効果もあります。
未来デザインの秘訣
2024年のテーマは『未来の豊かさ』です!
豊かさは、時代とともに進化します。例えば、服で言えば…
「寒さを凌げる服が欲しい」→「より着心地の良い服が欲しい」→「ブランドものが欲しい→「自分らしい服が欲しい」
より「心の豊かさ」に移り変わっています。このことは、生活者にも、社員にも言えることです。
現代人は、さらに、もう一段階高い欲求に向かおうとしており、すでに体現している企業もあります。
それは「取引」(ギブ・アンド・テイク)を超えた「贈与し合う」関係…ギブ・アンド・ギブの関係で成り立つ経営です。
次世代の「豊かさ」を知らずして経営政策を立てることはできません。
創造大会では、米澤晋也の最新の研究調査を共有し、それをもとに自分ができることを考えたいと思います。
開催要項
■開催日:2024年2月3日(土)
■時間:13:00~17:00(開場 12:50)
■会場:オンライン( ZOOM )
■講師:米澤晋也 http://www.shijizero.jp/
■参加費:11,000円(税込み)
お申し込みは下記フォームから
経営計画発表会や決起大会の後に。気持を高め良いスタートを切るために。
指示ゼロ経営講演会
❚講演を聞くことで生まれる意識の変化
◉自分たちで課題を見つけ、知恵を出し合い、役割分担を決め行動し解決する必要性と愉しさが分かる。
◉みんなで話し合い、三人寄れば文殊の知恵を出す効果と愉しさが分かる。
◉チームワークが良いと仕事が早く進み、生産性が向上することが分かる。
◉リアルな事例から学ぶことで「自分たちにもできる」という気持ちになり行動意欲が高まる。
今日からできる実践アイデアを得ることができます。
❚以下の6項目を90分〜120分間で講演いたします
※講演の後に「体験ゲーム」を追加することができます。
実際に指示ゼロ経営を体験することで、より深い学びが実現します。
非常に盛り上がり、参加者同士の人間関係が深まります。
ゲームは2種類あり、下記のどちらか1つを追加できます。
※体験ゲームをご希望の方は「お問い合わせ、ご依頼内容」欄に
「体験ゲーム希望」とお書き添え下さい。
受講された社員さんの感想
❚開催要項
■開催形式:対面形式(リアル会場)か、オンライン開催が選べます。
※どちらの場合も講演料は同じです。
■所要時間:120分(基本講演の所要時間、途中休憩を挟みます)
※90分間に短縮できます。その場合も料金は変わりません。
※体験ゲームを追加した場合、60分が追加されます。
■受講人数:人数制限はございません。
■講演料:基本講演で22万円(税込み)
※体験ゲームを追加した場合、11万円(税込み)が加算されます。
※別途、交通費と、宿泊が必要な場合は宿泊費がかかります。
■講師:米澤晋也(株式会社Tao and Knowledge代表)
■お申し込み、お問い合わせは下記フォームよりお願いします。